WisdomBase

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【検定・資格試験】試験運用の業務量を約6割軽減できました

一般財団法人 グローバルヘルスケア財団

一般財団法人グローバルヘルスケア財団は、GHICセンタープロジェクト、先端医療技術開発プロジェクト、国際コミュニケーション教育開発プロジェクト、研究開発助成プロジェクトなどグローバルヘルスに関する非営利型事業を展開しています。

目的
筆記試験からオンライン試験への切り替え
課題
地方在住の受験者の会場移動や交通費の負担の軽減

今回、「国際医療英語認定試験(CBMS)」のオンライン試験の実施にあたり、WisdomBaseを導入いただきました。

グローバルヘルスケア財団について

事業内容についてご紹介いただけますか。

当財団は、高度で効率的な医療サービスを患者に提供し、より良い健康医療を創出するため研究開発を進めています。
また医療分野におけるコミュニケーション能力の開発プロジェクトとして、「国際医療英語認定試験(CBMS)およびセミナー教育プログラム」を提供しています。

国際医療英語認定試験(CBMS)について教えてください。

国際医療英語認定試験(CBMS)医療英語のスキルを証明する認定試験で、2011年より毎年11月に開催しています。試験は基礎レベルのBasic、上級レベルのAdvancedの2種類あります。
近年、国際化に伴い外国人患者に対して、医師・看護師・薬剤師・作業療法士などの医療従事者が、英語で症状を聞き取ったり、薬を処方したりなどの対応が必要なケースが増えています。
国際医療英語認定試験(CBMS)は、医療現場等で必要とされる英語のスキルアップを目的として、医療従事者をはじめとして医療関係の学校に通う学生また医療英語を必要とするサービス業などの方に受験いただいています。

オンライン試験導入の背景

なぜオンライン試験の導入を考えられたのでしょうか。

元々、名古屋・東京・大阪などの会場で筆記試験を開催していましたが、地方から受験いただく方は移動時間や交通費の負担が大きいという課題がありました。
ある時、オンラインで試験を実施できることを知り、受験者の利便性向上のためシステムの導入を検討していたのです。
システムを検討している中、コロナウイルスの影響で会場試験が実施できなくなり、本格的に導入を進めることになりました。

WisdomBaseの採用理由を教えてください。

システムを探している中で、シェアウィズの担当者の方との繋がりでWisdomBaseをご紹介いただきました。
商談の中で大きな懸念点もなく、当団体が実現したいことができると感じました。
また、オンライン試験だけでなく対策講座や教材などの提供も考えていましたので、コンテンツの配信機能など試験以外の機能が充実している点も好印象でした。

WisdomBase導入後の効果

オンライン試験に切り替えられて良い変化はありましたか?

試験運用の業務量を6割くらい軽減できています。問題用紙や解答用紙がないため、印刷や回収などの手間がなくなりましたし、受験当日の対応も減りました。
以前は、試験監視を2人体制で行っていましたが、現在はオンラインでの監視ができ、トラブルが発生した時のみ対応する体制なので、受験当日の運営体制も効率化できましたね。
また、時間や場所を選ばず受験できるようになったこともメリットを感じています。海外から受験される方もいるため、受験者の利便性を向上できたと思います。

WisdomBaseの良い点やご要望はございますか?

管理者権限を複数人に付与できるため、それぞれの担当者が分担して作業できるのが良いですね。
また、オンライン試験の実施だけでなく、試験対策講座や医療英語に関連するさまざまな動画を配信できるところも便利だと思いました。
一方で、WisdomBaseは多機能なので、機能の活用方法について定期的にご提案いただければ助かります。

今後の展望

今後の展望について教えてください。

さらに、国際医療英語認定試験の認知度を上げていきたいです。
現在は、看護系、医療系などの大学、専門学校、外国人向けの日本語学校、観光業界などに対しアプローチできないか模索中です。
医療従事者の医療英語能力が向上し、日本各地で外国人患者が安全で質の高い医療サービスを受けられる社会の実現を目指しています。

WisdomBaseの活用方法や導入後の効果など、貴重なお話ありがとうございました。