WisdomBase

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【検定・資格試験】デジタル初心者も安心の導入支援でした

クオリティ・オブ・ライフ推進機構

一般社団法人クオリティ・オブ・ライフ推進機構 (略称:QOLジャパン) は、中高年・シニア世代を主な対象とし、健康寿命の延伸や持続可能な生活基盤づくり、生きがいづくりを通じて、生活の質(QOL:Quality of Life)の向上を目指すウェルビーイング推進団体です。

目的
オンライン試験システムの導入
背景
QOLフェロー検定の立ち上げ

今回、QOLフェロー検定の実施でWisdomBaseを導入いただきました。

クオリティ・オブ・ライフ推進機構について

クオリティ・オブ・ライフ推進機構についてご紹介をお願いします。

私たち一般社団法人クオリティ・オブ・ライフ推進機構は、主に中高年・シニア世代の方々を対象に、シニアが元気で過ごせる社会を目指して、QOL(Quality of Life)を高めることを目的として活動しています。
具体的な活動の柱としては、健康寿命の延伸、資産や環境などの持続可能な生活基盤づくり、生きがいづくりの3つを掲げており、これらを実現するために「学び」と「つながり」を非常に重視しています。
特に、時代の変化が激しい今、学習習慣を持ち続けることが重要であると考えており、シニアこそが楽しく学び直しのできる環境を整えることが大切だと感じています。

QOLフェロー検定はどのような検定ですか?

このQOLフェロー検定は、定年退職前の中高年層を含め、シニアの方々が自身のQOLを高めるために必要な知識を確認・習得できるよう設計したオンライン検定です。 ですから例えば、受検機会としては、個人の方々の受検だけではなく、法人主催の定年退職前のライフプランセミナー参加者にもおすすめの検定です。
検定内容としては、心と身体の両面にわたる健康リテラシーを中心に、SDGsや働き方といった時事的な社会知識も織り交ぜています。さらに、正しい選択を行う「選ぶ力」や、困難を乗り越える「レジリエンス力」といった、生きる上で必要な力も重視しています。
特徴的なのは、問題作成に当たって、当法人の会員だけではなく、一般の方々や企業の協力を得て「QOLを高めるためにどんな知識が必要か」を自ら考えていただいた点です。こうしたプロセスを通じて、自律的な社会参加を促す構造になっており、ただの試験ではなく、学びと気づきの機会になるよう設計しています。

実は、このQOLフェロー検定は、2025大阪・関西万博のプログラムから生まれました。エビデンスにもとづく内容を重視し、チーム名(QOLジャパン)で数カ年にわたって蓄積したTEAM EXPO 2025共創チャレンジ、「みんなで創るQOLフェロー検定」1000問チャレンジ、が基になっています。

WisdomBase導入の背景

WisdomBaseを採用いただいた理由を教えていただけますか?

WisdomBaseを導入するに至った理由は、私たちが法人を設立した当初から「オンラインで検定を実施したい」という明確な構想があったためです。
実際に検定の仕組みを導入するにあたっては、さまざまなオンライン試験サービスを調査しましたが、多くは国家資格レベルで高額なシステムが中心でした。私たちのような非営利の一般社団法人にとっては、手が届きにくい選択肢が多かったのが実情です。
その中で、現実的に導入可能な2社を比較検討した結果、現役時代に勤務していた大和ハウスグループ、その一部企業で導入実績があり、実際にオンライン試験システムとしての信頼性も高かったWisdomBaseを選定しました。
特に、決済機能が標準で搭載されていた点や、初期投資・ランニングコストのバランスが取れていた点が、大きな決め手となりました。

WisdomBase導入後のご感想

WisdomBaseの良い点やご要望を教えてください。

実際に導入してみて感じた良さとしては、編集機能の柔軟性が挙げられます。設問内容や文言の修正が、専門的な知識がなくても管理画面上でスムーズに行えるため、変化する健康関連データなどにもすぐに対応できています。
また、受検者が合格点に達しなかった場合でも何度でも再受検できる設定にできる点も、利用者目線で非常に助かっています。
クレジットカードによる即時決済が可能で、スタッフが常駐していなくても運営できるというのも、当法人にとっては非常にありがたい機能です。
ご要望としては、たとえば、一般の受検希望者がどの段階で離脱したかといったデータが分かるアナリティクス的な機能があると、より改善に繋げやすくなると感じています。

導入支援についてはいかがでしたでしょうか?

導入支援に関しては、ご担当者の方には大変助けられました。
私たちはシニア人材が中心となるため、デジタルには決して強くない人間の集まりですので、管理画面の専門用語や操作手順など、初めは非常に戸惑う場面が多くありました。
しかし1つずつ丁寧に説明いただけたことで、無事に検定の第一弾を立ち上げることができました。この点は非常に感謝しております。

今後の展望

今後の展望について教えてください。

今後は、QOLフェロー検定をさらに発展させることで、シニアの方々にとっての「自律的な学習習慣づくり」を推進していきたいと考えています。現在、検定だけにとどまらず、社会参加を支援する自己紹介カードの普及やボードゲーム形式の教材も構想しています。急速にあらゆる場面でAI(人工知能)が普及する社会では、逆に、リアルの価値が見直される時代が来ると予想しております。
私たちが目指すのは、学びとつながりを通じてシニアが元気になり、その結果として社会全体のQOLが向上することです。今後も多様な学びの形を模索しながら、Well-being(心身の健康・幸福)な社会の実現に貢献できる活動を広げていきたいと考えています。

WisdomBaseの活用方法や導入後の効果など、貴重なお話ありがとうございました。