株式会社ココパさまは、ドローンの学科講習eラーニングの提供や、ドローン操縦士に必要な各種申請の代行業務、賠償責任保険の提供を通して、 日本におけるドローン活用をトータルにサポートしています。
今回、ドローンの登録講習機関向け学科講習eラーニング「CoCoPA」を提供するプラットフォームにWisdomBaseを導入いただきました。
弊社では、ドローンを活用する人に向けたサービスを提供しています。大きく分けると4つのサービスがありまして、「学科講習eラーニング」「飛行サポートプラン」「DIPS2.0 申請代行」「講習記録管理システム」です。
具体的には、ドローンに関連する申請手続きや保険など、ドローン操縦士の業務サポートを行っています。またドローンの登録講習機関の監査に対応した講習記録管理システムや、国家資格の取得に対応したeラーニング教材を提供しています。
全国にドローン操縦士を増やしたいと思い、ココパという会社を立ち上げました。日本では、諸外国に比べてドローン技術の活用や制度、教育などが発展途上であり、ドローン操縦士の数が少ないという課題があります。しかし今後、ドローンを農薬散布や、工事現場での測量・点検などに活用していくべきだと考えています。ドローン操縦士の人口を増やし、より幅広い産業でドローンを活用いただくことで、日本経済活性化の一助を担えると考えています。
「CoCoPA」はドローン登録講習機関向けに提供している学科講習eラーニングです。
これまでドローンは民間資格だけでしたが、2022年12月に国家資格ができました。この国家資格の取得方法は2パターンあります。1つ目は、指定試験機関で、学科試験と技能試験を受験する方法です。2つ目は、登録講習機関で講習を受けてから、指定試験機関で学科試験のみ受験する方法です。
登録講習機関は、運転免許証を取得するために通う自動車学校のようなところです。学科講習と実技講習を受けて修了試験に合格すると、指定試験機関の技能試験が免除されます。登録講習機関を卒業後、指定試験機関の学科試験に合格すれば、国家資格を取得できます。
弊社では、登録講習機関に対して、学科講習で使用する教材を、PCやスマートフォンで受講できるeラーニング教材として提供しています。
元々、関連会社の事業でWisdomBaseを含めて複数のLMS(学習管理システム)を使用していました。それぞれのシステムの特徴を把握していたので、eラーニングを販売するなら「WisdomBase一択」と思いました。特にBtoBtoCモデルを作りたい場合は、WisdomBaseが一番マッチすると思います。
WisdomBaseは、LMS機能とEC機能のどちらも兼ね備えている点がいいですね。具体的には、グループ毎にトップページをカスタマイズできることです。例えば、「Aという登録講習機関のページには、コンテンツ1とバナー1を表示する。またBという登録講習機関のページには、コンテンツ2とバナー2を表示する」など、設定したグループごとに独自のカスタマイズが可能です。
また、管理者権限の範囲が柔軟に設定できる点もいいですね。弊社では登録講習機関の方に「スクール管理者」という属性を付与して、受講者管理をお願いしています。管理画面の操作やユーザーの管理など、できる範囲を制限して、WisdomBaseの管理権限を付与できる仕組みが、CoCoPAの運用にマッチしていると思います。
管理者側のUIがとてもわかりやすいと思います。メニューの表記名を見ると、直感的に何ができるのか予想できるのがいいですね。ここを押せば良いということが明確なので助かります。また問い合わせに対してのレスポンスが早いですね。改善点としては、受講者側のダッシュボードの項目を必要に応じてカスタマイズできればいいなと思います。
サービスをリリースしてから、たくさんの登録講習機関にCoCoPAを導入いただいています。これからもご利用者さまを増やすとともに、国家資格を持っている方や、これからドローン操縦士を目指されるようなエンドユーザーの方々にも弊社の取り組みを知っていただき、日本全国でCoCoPAをご利用いただけるようなサービスに成長させたいです。