一般社団法人Forward to 1985 energy life
一般社団法人Forward to 1985 energy lifeは、東日本大震災の発生を機に発足し、「家庭部門での総エネルギー消費量と電力消費量を共に2011年に比べ半分にし、1985年レベルの省エネルギー社会を家庭から構築する」ことを目標に掲げて活動しています。
今回、同法人が運営する「暮らし省エネマイスター検定」でWisdomBaseを活用いただきました。WisdomBase導入前後で検定実施における課題がどのように解決したのか、また実際に使って感じるメリットについて、事務局担当の服部さまに伺いました。
当法人は、「家庭の省エネ」を広く普及することを目指して、様々な資格制度と実践者の育成、温熱や省エネに関する専門スキルを伝える活動などを行っています。また、消費者に対する啓発だけでなく、住宅建設業界への働きかけにも力を入れています。
その中で私は法人の事務局として、運営全般に関わる業務や検定試験の広報活動に携わっており、WisdomBaseでは今回「暮らし省エネマイスター検定」を実施しました。家庭生活で省エネを実現したいと考える方に向けて、主に住まいに関する情報を的確にアドバイスできる人材の育成を目指した検定です。
WisdomBaseを導入するまでは、「暮らし省エネマイスター検定」は全国3か所の会場受験で実施していました。東京・大阪・福岡などに会場を借りて、紙ベースで行うものでしたが、開催できる場所が多くないため遠方の人が受験しづらいという課題がありました。また会場費や人件費もかかることから、オンライン化はもともと検討していたんです。そんなときにコロナ禍となり、会場受験が難しくなったのをきっかけにWisdomBaseを検討し始めました。
システムを探し始めた当初から、検定機能の他に会員管理機能も欲しいと思っていました。実はコロナ禍になる前は、会員管理を主な軸として探していたんです。WisdomBaseの導入よりも2～3年ほど前から様々なシステム会社に相談していたものの、多くの場合でカスタマイズが必要で、費用がかなりかかることがネックになっていました。
はい。インターネット上でいくつかおすすめされていた会社の中に、WisdomBaseがありました。それで資料請求をして内容が良さそうだったので相談したという流れです。カスタマイズだと導入費用が多く必要なので、他社の場合は「会員管理するだけでこの値段はちょっと高いな」と感じていました。でも、WisdomBaseは検定もできるうえに会員管理もできそうなので、その内容でも金額を抑えて導入できるのは、予算の面で非常にありがたいと思いました。内容に対して価格がすごくリーズナブルだと感じましたね。
実は検定をWisdomBaseに切り替える前に、一度オンラインで検定を実施したことがありました。参加者にZoomをつないでもらい、回答用紙と問題用紙をチャットで送って、ドロップボックスにアップロードしてもらう形式です。ただ、通信が集中するせいかアップロードとダウンロードがうまくいかない問題が発生しました。
全員から回答用紙が届くのを確認しなければ先に進めなかったので、それに時間が取られ、結果として検定の時間が1時間ほど伸びてしまったんです。その失敗を考えると、WisdomBaseを導入して実施している検定はとてもスムーズにできていると思います。紙を配って会場で実施しているときと同じようなストレスのない状態だと思いました。
そうですね。会場費はもちろん、試験問題を印刷する費用も削減できました。また、WisdomBaseは選択式の問題を自動で採点してくれるので、試験結果をまとめる際の人件費の削減にもつながっていると感じます。
システム導入前に相談をしてから今まで、ずっとスムーズにやりとりができていて、何の不満もありません。いつもメールの返信がとても早いですよね。問い合わせをして、早いときは1時間以内にお返事をいただけるのには驚きました。トラブル発生時も迅速に対応いただいて助かりましたし、どこにいてもオンラインで打ち合わせができたのはスムーズに進められた要因の一つかなと思ってます。
今はかなりスムーズに検定が実施できているので、今後は検定中でも受験者のサポートがリアルタイムでできるチャット機能などが実装されれば、なお良いなと思います。費用面・機能面・サポート面ともにWisdomBaseには大満足しているので、今後もより良い検定環境が整えられるよう、事務局としても尽力していきたいですね。
