明治ホールディングス株式会社
明治ホールディングス株式会社は、「健康にアイデアを」のグループスローガンのもと、食品、医薬品の製造、販売などを行うグループ会社の経営管理やその他の関連する事業を推進しています。
「meijiサステナカレッジ ベーシック認定テスト」で、WisdomBaseを導入いただきました。
明治ホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部の廣川さま、藤原さまにお話を伺いました。
明治ホールディングス株式会社は、食品事業を行う株式会社明治、医薬品事業を行うMeiji Seika ファルマ株式会社、ＫＭバイオロジクス株式会社の持株会社です。
明治グループは、人々の毎日の生活に欠かすことのできない乳製品・菓子・栄養食品・医薬品などの幅広い分野の製品を通して、「おいしさ・楽しさ」の世界を拡げ、「健康・安心」への期待に応えていくことを使命に、事業を営んでいます。
そうした中で私たちサステナビリティ推進部では、明治グループ全体のサステナビリティ活動の推進や従業員の理解深耕に向けた活動などを行っています。
2021年度から、従業員のサステナビリティへの理解深耕を目的に「meijiサステナカレッジ」というオンライン上の学びの場を設置し取り組みを行っています。具体的にはサステナビリティに関する知識を習得するためにオンライン講座を開講したり、メールマガジンの配信やイベントを企画したりすることにより、従業員にサステナビリティをより身近に感じてもらう施策を展開しています。
オンライン講座では、一般従業員向けの「ベーシック講座」とリーダー向けの「アドバンスド講座」、より専門的な内容に特化した「スペシャル講座」の3つのコースを開講しています。
これらの取り組みの一環として、2023年度からはWisdomBaseを活用し、ベーシック講座の受講者を対象とした「ベーシック認定テスト」を実施しています。
年2回（8月・2月）の試験で、合格した方にはベーシック講座を受講された証として認定証をお渡ししています。
オンライン講座は自由参加です。
一定の受講数はありましたが、さらに多くの従業員に受講してもらう方法を模索していました。
またオンライン講座を受講した従業員に対して、受講した証を残せるようにしたいと考えていました。
そこで、ベーシック講座の認定テストの実施を企画しました。
オンラインで利用できる試験システムを探していました。
明治グループは事業会社ごとにネットワークが異なります。
ベーシック認定テストは、明治グループの全従業員を対象としているので、同じテストを同じ方法で実施できることが条件でした。
事業会社の一社が、既にWisdomBaseを利用して社内試験を実施していました。その事業会社の担当者から、WisdomBaseを紹介してもらったことがきっかけです。
WisdomBaseは、場所を選ばず受験できる点や、豊富な出題形式、申込から受験まで一気通貫である点、認定証の即時発行機能など、私達のニーズとマッチしていると思いました。
受験者の方からは「今回のシステムは使いやすくて良かったね」という感想ももらえたので、概ね好評だったと認識しています。
操作に関する質問もありませんでしたので、使い勝手が非常に良かったのではないかと思っています。
また事務局側としては、問題作成も直感的に操作できました。
さらに、テスト終了後にその場で結果が分かり、認定証をタイムリーに発行できる点も良かったです。
現在はパスワードの設定期限が決まっていますが、期限を変更できれば便利だと思います。
または未設定の受験者に対して、パスワードの設定を促す自動メールが送信できるなどの機能があれば助かります。
あとは管理画面で試験結果を分析できる機能があれば良いですね。
今は試験結果をダウンロードし、データを加工して分析しているので、分析機能があれば便利だと思います。
8月に初回のテストを行いました。
テスト内容は、ベーシック講座の内容をもとに、選択問題をメインに自由記述問題などを組み合わせた構成にしました。
テストを作る過程では、問題のバージョン管理や難易度の調整などに苦労しました。
テスト結果は、合格率が想定よりも低かったので、次回は受験方法のアナウンスや問題の内容をさらに工夫していきたいです。
弊社には国内に1万人近く従業員がいますので、より多くの従業員にサステナビリティについての理解を深めてもらいたいと考えています。
また、ベーシック認定テストに合格して認定証を受け取ることで、明治グループのサステナビリティ活動に関する知識を習得したという自信につなげたり、サステナビリティについて周りの人に話すキッカケになったりすれば良いなと思います。
