デジタルハリウッド大学は、デジタルハリウッド株式会社が運営する、デジタルコミュニケーションを学べる日本で唯一の単科大学です。
WisdomBaseを活用し、2021年度入学者選抜における「基礎学力テスト」のCBT化を実現されました。入試広報グループの小勝(おがつ)さんに、WisdomBaseのご利用についてお話をおうかがいしました。
創業者の杉山 知之(現:デジタルハリウッド大学学長)が、マサチューセッツ工科大学のメディアラボの客員研究員だった際に、リアルの人間をネットワークで繋ぐ世界を見てきて、そういうものが学べる環境を日本にも作ろう、ということで、1994年に社会人向け専門スクールの運営を始めたのがデジタルハリウッドの始まりです。
4年制のデジタルハリウッド大学ができたのは2005年。他にも大学院・オンラインスクール・クリエイターと企業のマッチングサービス、Webクリエイティブが学べるスクールの全国展開やドローンが学べるロボティクスアカデミーの運営など、デジタルに特化した教育サービスを展開しています。株式会社が運営する学校なので、他の学校法人に比べて、ベンチャーマインドがありスピード感を持って教育内容を考えられるのが特徴であり長所だと考えています。
私は、大学内の広報部 入試広報グループにおいて、オープンキャンパスなどの募集イベント企画や入試制度の設計を中心に、受験生向けのコミュニケーションを担当しています。
一番はデジタルハリウッド大学を社会に認知してもらうこと、大学のアドミッションポリシーに基づいた募集活動を行い、受験生を選抜して入学してもらうことです。
顧客にとっての成功は、自身にとってベストな選択だと思っていただけるような情報提供・入試機会の設計、保護者の方にも入る前と入った後で齟齬がないようにすることも含めて、最大限我々の魅力を伝えることですかね。
きっかけはGoogleの検索からお問い合わせさせてもらったときかと思います。2021年度入試から「基礎学力テスト」という、SPIのような試験を導入することは決まっており、当初はiPadベース(オフライン)で実施するCBTシステムの導入を検討していました。そこにコロナウィルスの影響で外出自粛となったので、来校しないとできない試験は導入できないということになり、急遽新しく探し始める必要が出てきたんです。
WisomBaseが本来教材の管理システムであることは知っていましたが、試験活用にもここまで使えるんだ、という印象を感じました。
ユーザー向けの表示文言の細かな変更や、中国のグレート・ファイアウォール(金盾)の影響で、現地の受験生にうまくコンテンツが表示されない事象が起こった際、機敏に回避策を出していただけるなど、普通の会社ではできないだろうという対応を数々していただきました。
弊社のニーズにピタッとはまる機能が網羅されており、社内の他のメンバーからもカスタマイズしやすいと非常に好評です。これからもシステムがより使いやすくなるよう、頑張って欲しいです!
多忙でお金にもシビアな社会人にマッチした学びのプラットフォームが、これまで以上に求められる時代だと思います。当社でも動画教材の開発や販売を行っていますが、自己学習にモチベーションを持った方が最後までやり通してもらえるよう、目標に向けた伴走やアフターフォローを大事にしています。
学びにしっかり投資したい、時間をかけたいという際に、タダでYouTubeを見るという選択肢だけではなく、御社のShareWisのようなプラットフォームや他の教育サービスなど、自分に合ったコミュニティ探すという視点を持ってもらうと良いかと思います。