株式会社ハッシン会議は「一人の声を大きな発信力に」をミッションとし、持続的な発信活動ができる組織作りを支援する広報人材育成の専門企業です。
今回、広報・情報発信人材育成に特化した伴走型eラーニングサービス「Learney(ラーニー)」のプラットフォームとして、WisdomBaseを導入いただきました。
ハッシン会議は、企業の広報における人材育成と組織作りに特化した会社です。私たちが展開している事業は3つあります。
まず1つ目に、広報担当者のための学びや繋がり、相談を提供するPRコミュニティです。このコミュニティでは、広報に関する情報を共有し、成長を支援する場を提供しています。
次に、組織作りに特化したコンサルティングサービスです。企業の広報人材の採用や育成、さらには広報組織の立ち上げに関する中長期の伴走支援を行っています。
最後に、eラーニングサービス「Learney」の提供です。
「Learney」は、広報と情報発信のための学びの場として、弊社が開発したeラーニングサービスです。
これまで、コミュニティ運営やコンサルティングを通じて広報人材のサポートを行っていましたが、広報人材に留まらず、情報発信に携わる方々へ学びの場を提供したいという思いがありました。
「Learney」は、動画講座とプロ講師による課題のフィードバックを組み合わせて、学んだ知識を実践で活かす仕組みを整えています。
理論を学ぶだけでなく、実際に使えるスキルへと転換できる学びの場を実現しました。
はい、「Learney」で公開した最初のコンテンツは弊社代表の井上の著書「ひとり広報の教科書」がベースになっています。
本書は2022年11月に出版してから累計1万部(2024年9月時点)を突破しています。
一方で、書籍を読んでいただいたあと、知識を得ることはできても具体的な行動に移すのが難しいという声が読者から寄せられていました。
また弊社が新人広報担当者の伴走支援を行ってきた中でも、「広報に関する情報をどのように業務に活かせばいいかわからない」とお悩みの声を聞いていました。
情報は書籍やインターネットで豊富に手に入りますが、それをどのように自分自身の業務に反映させるか、個別にカスタマイズできるスキルが求められているのです。
そのような背景から、学んだことを実務に活かしていただけるようなサービスを提供したいと思い、eラーニングとプロ講師の添削課題をセットにした「Learney」を立ち上げました。
機能やサポートの手厚さ、価格など総合的に判断してWisdomBaseを選びました。
機能では、スマートフォン対応と決済機能、Vimeoの連携機能があることが条件でした。
デモ環境をお借りし、しっかりと操作性を確認できた点が良かったです。
システムの操作に馴染みのないメンバーでも違和感なく使うことができたので安心しました。
また、IT導入補助金を活用してWisdomBaseを導入しました。
新規事業でしたので、初期費用やランニングコストを抑えられたのは良かったですね。
特に印象的なのが、受講者さまから使い方に関する質問がほとんどないことです。
初めの頃にクーポンコードの入力が分からなかったという質問が一度だけありましたが、それ以外はログイン後の使い勝手に関して質問やクレームは一切来ていません。
とても洗練された使い勝手の良いUIを提供されているからだと感じました。
また、管理画面は非常にシンプルでありながら使い勝手が良く、課金記録やクーポンの一覧が一目でわかるのは好印象です。
さらに、ユーザーの進捗をこまめに確認できる点も良いですね。何月に始めてどこまで進んでいるか、社内の打ち合わせで毎月確認し合えるのは大きな利点です。
他にも、サポートの方の対応が本当に細やかで、質問をした際にはすぐに応じてくださり、要望を出すとすぐに反映されるので驚きました。
改善点として、受講者とのコミュニケーション機能をもう少し充実させられると嬉しいです。
例えば、全受講生にまとめてメルマガを送れる機能があれば、コンテンツのアップデートを手軽にお知らせできて便利かなと思います。
コンテンツはすべて自社で制作しました。
ゼロからのスタートだったので、コンテンツ作りにかなり時間がかかりました。
最初は書籍に沿って話せばいいんじゃないかと考えていましたが、やっぱり台本が必要だと気がつき、すべて台本を作成しました。
スライドについても、淡々と話している人の顔を見るだけでは辛いので、飽きさせないための試行錯誤をしています。
また、コンテンツの完成後にテキストが間違っているなど、動画の修正作業も苦労しましたね。
社内のメンバーやインターンの方々など総出で手伝ってもらい、1年くらいかけてサービスを作り上げました。
新しいコンテンツをもっと増やしていきたいですね。
既存のお客さま向けの新しいeラーニングサービスを提供できたらなと話しています。
広報活動や情報発信のニーズが高まっていますので、Learneyを広報に役立つツールとして、たくさんの人に利用いただけるよう成長させたいですね。