株式会社マネーフォワードは、中小企業から上場企業まで幅広く導入されているバックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」を提供しています。個人の生活や企業の経営において、切っても切り離せない「お金の課題」。その解決に「マネーフォワード クラウド」をより幅広く役立てていただきたいという思いでと、2022年4月に「マネーフォワード クラウド検定」をリリースしました。
試験の作成にWisdomBaseを活用いただくこととなった決め手や、導入のメリットについて、事業推進本部セールスリーダーの坂井さまにお聞きしました。
当社は「すべての人の『お金のプラットフォーム』になる。」をビジョンに掲げて、様々な事業を展開しています。私が所属しているのは、事業者向けにサービスを展開するマネーフォワードビジネスカンパニーの事業推進本部です。この部署では、会計事務所や社労士事務所といった士業さまを通して、「マネーフォワード クラウド」を中小企業に導入いただくご支援をしています。多くの企業が抱える課題をバックオフィスから解決できればという思いで活動しています。
「マネーフォワード クラウド検定」という試験にWisdomBaseを導入しました。これは、弊社のパートナーである公認メンバーの士業事務所を対象とした検定で、「マネーフォワード クラウド」の活用・操作への理解を深め、士業事務所の社員教育に役立てていただくための試験です。現在は「マネーフォワード クラウド会計」の3級および2級の検定があり、士業事務所の顧問先にマネーフォワードを提案する際に役立つ知識もあわせて学べる内容となっています。
今回の「マネーフォワード クラウド検定」は新規事業として立ち上げたので、ツールに対する顕在的な課題があったわけではありません。
もともとは、社内で「弊社独自の検定を作るとお客さまにとっていいのではないか」という意見が現場・マネジメント層の両方から上がっていたんです。弊社の代表もその必要性は認識していましたので、新規事業の立ち上げ自体もWisdomBaseの導入もスムーズに進みました
オンライン試験システムについて情報収集をする中で、いくつかの会社のお話をお聞きました。その中でWisdomBaseを選んだ理由は、「こういう機能があったらいいな」という要望をしっかり聞き、実現するための方法を一緒に考えてくださったからです。
2022年4月にリリースすることは決まっていましたので、そこから逆算してスピード感を持って対応していただけるところを探していました。また、新規事業なのでどのくらいユーザーが増えるかもわからない中で、スモールスタートができるのもWisdomBaseの魅力の一つだと感じました。
導入時に、チャットで疑問点をすぐに解決できたのが助かりました。WisdomBaseのシステム自体も操作が難しくなく、初めてでもわかるUIでしたので、細かな部分についてチャットで仕様を確認できるのは有り難いと感じました。実際に、試験を受けてくださる方々からも、システムに関するお問い合わせは一度もありませんでした。
試験を受けるユーザー側の視点に立つと、とても使いやすくわかりやすいシステムだと思います。実際にお客さまからも、検定とシステムの両方について「スムーズでやりやすい」というお声をいただいています。シンプルで誰でも迷いなく操作できるのは、WisdomBaseならではの特徴ですね。
管理者視点で言うと、カスタマイズ性の高い部分が気に入っています。ユーザーにはこういう風に見えるよう表示を変更したいとか、ここにアイコンを入れたいという要望に細かく応えていただけて、当社が作っているシステムのように見せられるのが良いですね。
はい。いわゆる「どこかのシステムを使っているんだな」とわかる形ではなく、自然に当社のカラーをシステムに反映させられます。マネーフォワードらしさを表現できるカスタマイズのしやすさも、とても良いと感じました。
WisdomBaseを導入した理由として、スピーディーかつ柔軟に対応いただいた部分が大きいので、今後も引き続きそういった形でサポートしてくださると嬉しいなと思います。おかげさまで、「マネーフォワード クラウド検定」はとても好評をいただいています。
今は士業向けの検定として提供していますが、今後はもっと対象を広げていき、士業に従事する方以外にも受験していただけるような検定にしていきたいですね。具体的には、一般企業の経理部のご担当者や、士業に入る前の会計知識を勉強中の学生さんなどにも受験層を広げたいです。まだまだ検定として改善の余地があるので、色々試しながら今後も挑戦を続けていきます。