今回追加した新機能は、オンライン試験中のカンニング等の不正を防止するために、パソコンのインカメラで顔を照合し、替え玉受験を防止する監視機能、及び他のサイトを見ていないかを見張るデスクトップ監視ツールになります。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、会場で開催されていた各種試験・検定のオンライン化が進んでいます。オンラインテストは、場所を選ばず受験できるメリットがあるものの、替え玉受験やカンニング等の不正が発生しやすいというデメリットがあります。
今回リリースした新機能はオンラインテストの不正を防止する、2つの監視機能です。
パソコンのWebブラウザからオンラインテストを受験する際に、
[1] パソコンのインカメラによる受験者の顔の監視
[2] 専用デスクトップアプリによる受験者のデスクトップの監視
を行うことで、不正の防止を行います。
■ [1] パソコンのインカメラによる受験者の顔の監視について
パソコンのインカメラを起動し、受験者の顔の監視が可能になる機能です。
受験申込時の顔と同じ顔かどうかを確認し、替え玉受験を防止したり、受験中に離席した受験者の検知を行うことができます。以下のような動作を実現できます。
- 一定間隔でのインカメラによる静止画の撮影
- 試験ページからのフォーカスの離脱等、不正行為と思われる行動が検知されたときのインカメラによる静止画の撮影
- 顔認証AIを用いた、受験申し込み時と受験開始時の顔の照合
※本機能はGoogle Chrome及びMicrosoft Edge上でのみご利用可能です
■ [2] 専用デスクトップアプリによる受験者のデスクトップの監視について
専用のデスクトップアプリをインストールし、デスクトップのスクリーンショットの撮影が可能になる機能です。試験ページからのフォーカスの離脱等、不正行為と思われる行動が検知されたときに、デスクトップのスクリーンショットを撮影し、他のサイトやアプリケーションを見て、カンニングしていないかを確認することができます。
※専用デスクトップアプリはWindows 7以上、macOS 10.11 (El Capitan) 以上の環境でのみ動作します
今回リリースした新機能はWisdomBaseのオプション機能としてご利用いただくことができます。
WisdomBaseを活用した、テストのオンライン化実現・カンニング防止対策にご関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。