生成AIを用いた作問ツールである「良問生成AI(仮)」に関する実証実験を識学さまと実施しました。
試験の実施に際しては、多くの企業が作問に掛かる負担が大きいという課題を抱えています。能力を測定するための正しい問いの立て方や誤りの選択肢の調整、適切な難易度の設定など、問題作成には独自のノウハウが必要であり、作問には多くの工数がかかります。
そのような課題に着目し、シェアウィズでは生成AIを用いた作問ツールである「良問生成AI(仮)」の開発を進めています。
実証実験の概要と結果
実証実験では識学さまの組織分析ツール「ソシキサーベイ」の問題の量産が可能かを調査しました。
実験の成果として、「ソシキサーベイ」の問題数を約2倍に増加させることができました。またオリジナル問題と自動生成問題を実験参加者に出題し、回答結果を分析しました。分析の結果、自動生成された問題がオリジナル問題と同等の評価能力を有していることが確認されました。
今回の実証実験から、出題の元となる教材と出題した問題のサンプルがあれば、サンプルと同等の評価能力がある問題を「良問生成AI(仮)」で量産できることが確認できました。
プレスリリースは以下をご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000004979.html
今後は「良問生成AI(仮)」のサービス化に向け、研修や採用・評価の現場で活用できるよう、さらなる改善を進めてまいります。