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無料で使える!AI問題作成ツール3選とプロンプト活用法を解説

AIで問題作成を自動化したい方へ|無料ツール活用のすすめ

近年、企業研修や社内試験、資格検定などで「効率よく質の高い問題を作成したい」というニーズが急速に高まっています。

特に、人的リソースや時間が限られている現場では、担当者がゼロから問題を作成する負担は少なくありません。

そこで注目されているのが、AI技術を活用した自動問題作成ツールです。

AI問題作成ツールは、文章や既存の教材をもとに、瞬時にクイズやテスト問題を自動生成できるサービスです。

特別なITスキルがなくても直感的に操作でき、無料で始められツールも増えています。

本記事では、無料で使える最新のAI問題作成ツール3選と、効果的な活用ポイント、さらに「より本格的なオンライン試験運用を目指す方向け」の情報まで、幅広くご紹介します。

無料で使えるAI問題作成ツール3選【2025年最新版】

AIによる問題作成をまずは“無料で”試したい方に向けて、最新の注目ツールを3つ厳選しました。それぞれの特徴やおすすめの使い方をまとめています。

1. Smallpdf AI 問題生成

SmallpdfのAI問題生成機能は、PDF、画像、Word、PowerPointなど多様なファイル形式をもとに自動で小テストやクイズを作成できるサービスです。

対応ファイルをアップロードして数クリックで、選択問題、正誤式問題、自由記述式問題を生成可能です。

無料プランでも一定数の問題作成ができ、手軽に使い始められます。

作成した問題はテキスト形式でダウンロードできるため、社内配布や紙での利用にも便利です。 サイトURL: https://smallpdf.com/jp/question-generator

2. NoteGPT クイズジェネレーター

NoteGPTは、PDFやYouTube動画、Web記事などを要約し、AIがフラッシュカードやマインドマップなど学習コンテンツを自動生成できるクラウド型サービスです。

クイズ作成がメインとなるツールではありませんが、無料でクイズ作成機能が公開されています。

言語、問題数、選択肢の数、難易度、問題作成の元となるテキストを入力するだけで、簡単にクイズを作成できます。

作成されたクイズはコピーできるため、そのまま研修資料などに貼り付けて使うことができます。

サイトURL: https://notegpt.io/jp/ai-quiz-generator

3. learningBOX「AIでかんたんクイズ生成」

learningBOXの「AIでかんたんクイズ生成」は、PDFやWebサイトのURLなどを入力するだけで、4択問題(択一式)のクイズを自動生成できるサービスです。

WebサイトのURLを元にクイズを作成できるのは、これまで紹介した2つのツールとは違う点です。

また作成されたクイズのコピーはできませんが、ブラウザ上で問題に解答できたり採点結果を確認することができたりします。

サイトURL: https://quizgenerator.net/create-quiz-ai/

AI問題作成で気をつけたいポイントと活用のコツ

AI問題作成ツールは非常に便利ですが、100%自動任せで運用してしまうと、思わぬトラブルが発生することも。ここでは「品質担保」「情報管理」「現場でよくある失敗例」など、注意すべきポイントを解説します。

問題の正確性とレビュー体制の重要性

AIが生成する問題は、文脈や用語の誤り、ミスリードが含まれる場合があります。
実際の運用では、以下のように「人の目による最終確認」を必ず行いましょう。

  • 専門担当者によるレビュー
  • 複数人でのダブルチェック
  • 回答例・解説も含めた整合性確認

無料ツール利用時のセキュリティ・著作権への配慮

入力した教材や社内資料がツール運営会社のサーバーに保存される場合もあるため、以下の項目について、社内ガイドラインや利用規約を必ずチェックしましょう。

  • 個人情報や機密情報を含むデータの取り扱い
  • AIが出力する問題・素材の著作権や再利用可否の確認

よくある失敗例とその対策

AI任せで作成した問題にありがちな失敗例としては、以下のようなことがあります。

  • 似たようなパターンばかりになる
  • 出題範囲外の内容が混ざる
  • 難易度の偏りが出る

このような失敗を防ぐ方法として以下の対策を取り入れてみてください。

  • 問題の種類やテーマを指定して作成する
  • 必要に応じて人力で修正・加筆する

ChatGPT×プロンプト活用で問題作成を最適化しよう

記事の前半では、無料の問題作成ツールを紹介しましたが、ChatGPTなどの生成AIツールでも実は簡単に問題を作成できます。

プロンプト(指示文)を工夫することで幅広い問題作成が可能です。ここでは、すぐ使えるプロンプト例とその応用方法をご紹介します。

ChatGPTで効率よく問題を作成するプロンプト例

たとえば、「新入社員研修用に、ビジネスマナーの○×問題を5問作ってください」とChatGPTに伝えるだけで、ビジネスマナーに関する○×クイズが5問自動で生成されます。

また、「IT基礎知識について、3択問題を3問作成し、解説も加えてください」と入力すれば、選択式の問題とその解説まで一度に作ることができます。

このように、ChatGPTは作りたい問題の“テーマ・形式・数・難易度”などを自由に指定できるのが特長です。

問題バリエーションの作り方

さらに、プロンプトの内容を工夫すれば、よりバリエーション豊かな問題も作れます。
たとえば、「下記の用語集から応用問題を出してください」と指示すれば、難易度の高い問題も生成可能です。
「必ず一問は応用問題を混ぜてください」と追加すれば、より実践的なテストも作成できます。
回答例や解説も合わせて出力するように指示することで、問題の質や分かりやすさもアップします。

シーン別・課題別のプロンプト集活用ガイド

実際の現場では、「研修」「知識テスト」「スキルチェック」など目的や場面に応じてプロンプトを使い分けることが大切です。
テスト作成に慣れていない担当者でも、そのままコピペして使えるテンプレートを事前に用意しておくと、誰でも簡単にAIで問題を作成できるようになります。

ChatGPTを活用することで、「急ぎで問題を用意したい」「繰り返し異なるパターンのテストを作りたい」といった場面でも、瞬時に・自在に対応できるのが大きな魅力です。

プロンプトのちょっとした工夫で、業務効率や問題のクオリティがぐんと向上します。
まずはシンプルな指示から、少しずつ使いこなしてみましょう。

【無料特典】ChatGPTで試験問題が作れるプロンプト集をダウンロード

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さて、ChatGPTなどの生成AIツールを作成すれば、試験問題を簡単に作成できるとご紹介しましたが、もしかするとこんな声があるかもしれません。

「ChatGPTで試験問題を作ってみたいけど、どんな指示文(プロンプト)を書けばいいか分からない…」

「自分でプロンプトを考える時間がない…」

そんな方にこそおすすめなのが、“コピペですぐ使える”ChatGPT用プロンプト集です。

このプロンプト集は、実際に企業の研修や採用試験、検定試験の現場でよく使われている問題形式など、5つの主要な出題パターンのプロンプトをご用意しました。

  • 選択式問題
  • ○×問題
  • 穴埋め問題
  • 記述式問題
  • ケーススタディ問題

すべてのテンプレートが「そのまま貼り付けて使える日本語指示文」となっています。

例えば、「新入社員向けに○×問題を10問作成したい」「IT基礎知識の3択問題を3問作りたい」「ケーススタディ形式の応用問題が必要」…こんな時も、面倒な設計ややり取りは不要です!

このプロンプト集を使えば、誰でも簡単に高品質な試験問題が可能です。

時短・業務効率化はもちろん、問題の質やバリエーションもぐっと広がります。

「AIで問題作成を効率化したい」そんなあなたの第一歩を、今すぐこのプロンプト集から始めてみませんか?

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さらに本格運用したい方へ|オンライン試験システムWisdomBaseのご紹介

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無料ツールでAI問題作成の手軽さ・便利さを実感したら、次のステップとして「本格的なオンライン試験システム」の導入を検討する企業も増えています。
WisdomBaseは、研修・検定・資格試験など、法人のニーズに最適化されたオンライン試験プラットフォームです。

WisdomBaseが選ばれる主な理由は以下の通りです。

  • 多様な問題形式(選択式、穴埋め式、記述式など)に対応
  • 問題の一元管理と、配信・回収・自動採点・成績分析までワンストップ運用
  • 受験者ごとに制限時間や受験回数、合格基準などの細かい設定が可能
  • 厳格な本人認証や不正防止、セキュリティ機能も標準搭載
  • 昇進試験や採用試験、検定試験など受験者数の大小問わずさまざまなケースの試験に対応

「ChatGPTや他のAIツールで作った問題をWisdomBaseで活用したい」「社内認定や外部検定のデジタル化を進めたい」という方に最適です。

資料請求や無料デモ体験も可能なので、より高品質な試験運用にステップアップしたい方は、ぜひ資料ダンロードやお問い合わせください。

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まとめ

AI問題作成ツールの進化によって、誰でも簡単に・素早くクオリティの高い試験問題を作れる時代になりました。

まずは無料のAI問題作成ツールでAIの便利さを体感してみるとよいでしょう。また、無料のAI問題作成ツールでは物足りなさを感じましたら、ChatGPTなどの生成AIツールを活用し問題を作成してみるものおすすめです。

さらに本格的な運用や管理が必要になった際はWisdomBaseのようなオンライン試験システムでの試験運用にもぜひチャレンジしてみてください。

これからの研修・試験運用は、AIと人の知恵をうまく組み合わせることで、ますますスマートかつ効率的になります。
「AIで業務を変革したい」とお考えの方は、まずはできるところから実践を始めてみましょう!