
近年、コンテンツ販売による収益化が注目されていますが、「動画配信、LMS、ECサイト…結局どれが良いの?」と悩む担当者は少なくありません。
ツール選びを間違えると、「手数料が高すぎて利益が出ない」「顧客データが活用できない」といった失敗に直結します。
そこで本記事では、法人におけるプラットフォームの選び方を徹底解説。3つの主要タイプの特徴と推奨ツールを紹介し、貴社に最適なシステム選定をサポートします。
【この記事の要約】
- コンテンツ販売プラットフォームには、目的別に「動画配信」「LMS」「EC」の3つのタイプがある
- 単なる動画視聴なら「動画配信」、講座やテストが必要なら「LMS」、物販併用なら「EC」を選ぶ
- 法人は「手数料構造(利益率)」と「顧客データの所有権」を基準に選ぶことが成功の鍵
- そもそも「コンテンツ販売プラットフォーム」には2つの型がある
- コンテンツ販売プラットフォームの主要3タイプ
- あなたの会社はどれを選ぶべき?タイプ別比較と診断
- ユースケース①:セミナー動画や専門知識で収益化【動画配信プラットフォーム】
- ユースケース②:講座や研修をパッケージ化して販売【LMS(学習管理システム)】
- ユースケース③:デジタルと物販をクロスセル【ECサイト】
- 【担当者必見】失敗しない選定のための5つのチェックリスト
- 法人向けの講座販売・検定・研修プラットフォームなら「WisdomBase」
- まとめ
そもそも「コンテンツ販売プラットフォーム」には2つの型がある
具体的なツールの比較に入る前に、まずは大きく2つの「型」があることを理解しておきましょう。法人が本格的に事業化するなら、後者の「SaaS(独自構築)型」が推奨されます。
1. マーケットプレイス型(Udemy、note、Brainなど)
プラットフォーム自体に集客力があり、手軽に出品できるタイプです。
- メリット: 集客の手間が省ける、初期費用が安い。
- デメリット: 販売手数料が高い(売上の15〜50%等)、顧客リスト(メールアドレス等)を自社で保有できないケースが多い、デザインの自由度が低い。
2. SaaS / 独自サイト型(今回紹介するメインのタイプ)
自社専用の販売サイトを構築するタイプです。
- メリット: 手数料が安い(決済手数料のみ等)、顧客データを全て自社で管理できる(マーケティングに活用可能)、ブランディングが自由、セキュリティを担保できる。
- デメリット: 自社で集客を行う必要がある、月額利用料がかかる場合がある。
※本記事では、企業の資産として顧客リストを蓄積し、長期的な収益化を目指すための「SaaS / 独自サイト型」を中心に解説します。
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コンテンツ販売プラットフォームの主要3タイプ

自社サイト型で構築する場合、販売するコンテンツや目的に応じて「①動画配信」「②LMS(学習管理システム)」「③ECサイト」の3つに分類できます。
① 動画配信プラットフォーム
役割: セミナー動画や講演会のアーカイブを高画質・安定的に配信し、視聴権を販売する。
向いているケース:
- セミナーやウェビナーの有料アーカイブ配信
- 会員限定の動画メディア構築
- エンタメ要素の強い動画販売
② LMS(学習管理システム)
役割: 動画だけでなく、テストや課題、修了証発行などを組み合わせた「学習体験(コース)」を販売する。
向いているケース:
- 資格取得講座や検定試験のオンライン化
- 研修プログラムの外販(BtoB研修事業)
- 進捗管理が必要なオンラインスクール
③ ECサイト
役割: デジタルコンテンツ(PDF、音声、動画)を、物理的な商品と同じように「アイテム」として販売する。
向いているケース:
- 書籍とPDFデータのセット販売
- オリジナルグッズと特典動画の販売
- ダウンロード素材の販売
あなたの会社はどれを選ぶべき?タイプ別比較と診断

3つのタイプの特徴を比較表にまとめました。
| 比較項目 | ① 動画配信プラットフォーム | ② LMS(学習管理システム) | ③ ECサイト |
|---|---|---|---|
| 主な商品 | セミナー動画、イベント映像 | 講座コース、検定、資格 | PDF、素材、物販併売 |
| 提供価値 | 「視聴」体験 | 「学習・習得」体験 | 「所有・ダウンロード」 |
| 強み | 大容量配信、ライブ配信、DRM(著作権保護) | 進捗管理、テスト、課題、修了証発行 | カート機能、デザイン性、物販連携 |
| 課金形態 | 都度課金、サブスク | コース販売、サブスク | 都度課金メイン |
【30秒診断】貴社におすすめのタイプは?
以下の質問に答えるだけで、最適なタイプが分かります。
- 販売したいメイン商材は「動画」ですか?
- はい → Q2へ
- いいえ(PDFや物販がメイン) → 【タイプ③:ECサイト】 がおすすめ
- 受講者の「学習進捗」を管理したり、「テスト」を実施したいですか?
- はい(教育効果を重視) → 【タイプ②:LMS】 がおすすめ
- いいえ(視聴させるだけで良い) → 【タイプ①:動画配信プラットフォーム】 がおすすめ
ユースケース①:セミナー動画や専門知識で収益化【動画配信プラットフォーム】

動画そのものの価値が高く、コピー(不正ダウンロード)を防ぎながら配信したい場合に最適です。
活用のメリット
- セキュリティ: DRM(デジタル著作権管理)により、画面録画や保存を防止できる。
- 安定性: 大規模なアクセスがあっても止まらない配信環境を提供できる。
- 分析: どの動画がどこまで見られたか(視聴維持率)を分析し、コンテンツ改善に活かせる。
おすすめのツール3選
J-Stream Equipmedia(ジェーストリーム)
国内最大級の導入実績を持つ動画配信プラットフォーム。金融機関や官公庁も採用する強固なセキュリティと、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)による安定配信が強み。絶対に止めてはいけない大規模セミナーや、機密性の高いコンテンツ販売に最適です。
URL:[https://www.stream.co.jp/service/platform/equipmedia/]
millvi(ミルビィ)
「動画配信は初めて」という企業でも安心の、直感的な操作性と手厚いサポートが特徴。初期費用0円から始められるプランもあり、スモールスタートにも適しています。会員管理システムとの連携実績も豊富です。
OneStream(ワンストリーム)
ライブ配信、オンデマンド配信に加え、「擬似ライブ配信(録画をライブのように配信)」など多彩な配信方法に対応。会員制動画サイトをノーコードで素早く構築できるため、システム開発費を抑えたい企業におすすめです。
ユースケース②:講座や研修をパッケージ化して販売【LMS(学習管理システム)】

単なる「動画の切り売り」ではなく、教育カリキュラムとして高単価で販売したい場合に最適です。
活用のメリット
- 高付加価値化: テストやレポート提出を組み合わせることで、単なる動画視聴以上の価値(スキル習得)を提供し、単価を上げやすい。
- 自動化: 受講申し込みから受講、テスト採点、修了証発行までをシステムで自動化でき、運営工数を削減できる。
おすすめのツール3選
WisdomBase(ウィズダムベース)
「コンテンツ販売」と「試験・学習管理」の両方に特化したLMSです。
EC機能(決済・カート)が標準搭載されており、BtoB研修の販売から、一般消費者向けのオンライン検定まで幅広く対応。Zoom連携や記述式問題の採点など、本格的なスクール運営に必要な機能がオールインワンで揃っています。
URL:[https://wisdombase.share-wis.com/]
learningBOX(ラーニングボックス)
「使いやすさと低価格」を追求したLMS。クイズ作成機能が非常に豊富で、ゲーミフィケーションを取り入れた学習コンテンツが作れます。100アカウントまで無料のプラン(制限あり)があるため、操作感を試してから導入できます。
URL:https://learningbox.online/
コエテコカレッジ
GMOグループが運営する、スクール作成プラットフォーム。動画講座の販売はもちろん、Zoomを使ったリアルタイムレッスンの予約・販売管理も可能です。初期費用無料で始めやすく、個人事業主から法人まで幅広く利用されています。
URL:https://college.coeteco.jp/
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ユースケース③:デジタルと物販をクロスセル【ECサイト】

コンテンツを「商品」として扱い、ブランドの世界観を重視した販売サイトを作りたい場合に最適です。
活用のメリット
- クロスセル効果: 「専門書(物理)」と「解説動画(デジタル)」をセット販売するなど、客単価アップが狙える。
- マーケティング機能: クーポン発行、メルマガ配信、カゴ落ち対策など、EC特有の販促機能が充実している。
おすすめのツール2選
STORES(ストアーズ)
初期・月額無料でネットショップを開設できる手軽さが人気。デジタルコンテンツ販売機能が標準で備わっており、専門知識がなくてもすぐに販売を開始できます。デザインテンプレートもおしゃれで、ブランディングを重視したい企業に向いています。
Shopify(ショッピファイ)
世界No.1シェアを誇るECプラットフォーム。拡張アプリを入れることで、デジタル販売、サブスクリプション(定期購入)、会員限定販売など、あらゆる販売形態を実現できます。将来的に海外展開や大規模な事業拡大を見据えているならShopify一択です。
URL:https://www.shopify.com/jp
【担当者必見】失敗しない選定のための5つのチェックリスト

ツール導入後に「やりたいことができない」とならないよう、契約前に以下の5点を必ず確認してください。
1. 「販売手数料」は利益を圧迫しないか?
月額費用が安くても、売上の10〜20%を手数料として取られるプランは、売上が伸びるほど損をします。事業規模に合わせて「固定費型」か「手数料型」かを選びましょう。
2. 「決済方法」はBtoBに対応しているか?
個人の場合はクレジットカード決済だけで良いですが、法人の場合は「請求書払い(銀行振込)」への対応が求められることがあります。
3. 「顧客データ」は誰のものか?
購入者の氏名、メールアドレス、購入履歴を自社で完全にコントロールでき、CSV等でエクスポートできるかを確認しましょう。これができないと、リピート施策が打てません。
4. 「外部ツール連携」は柔軟か?
MA(マーケティングオートメーション)やCRM(顧客管理システム)、Zoomなど、既存の社内ツールと連携できる拡張性があるか確認しましょう。
5. 「サポート」は日本語で受けられるか?
海外製ツールは安価ですが、トラブル時に英語でのやり取りが必要になるケースがあります。法人の商用利用なら、国内サポートがあるサービスが安心です。
法人向けの講座販売・検定・研修プラットフォームなら「WisdomBase」
https://wisdombase.share-wis.com/
コンテンツ販売の中でも、特に「体系的な学習コース」や「オンライン検定試験」、「法人研修の動画販売」をご検討中なら、WisdomBase(ウィズダムベース)が最適です。
WisdomBaseは、単なる動画配信にとどまらず、以下のような高度なニーズに対応しています。
- 法人・個人両方に対応: 「一般個人にはクレカ決済」「法人顧客には請求書払い&一括アカウント発行」といった使い分けが可能。
- 不正対策も万全: テスト中のカンニング防止機能を完備。
- 柔軟なカスタマイズ: 貴社のブランドロゴやカラーに合わせたサイトデザインが可能。
「教材はあるが、どうやって販売・管理すればいいか分からない」
「既存のLMSでは販売機能が弱く、ECサイトでは学習管理ができない」
このようにお悩みのご担当者様は、ぜひ一度WisdomBaseにご相談ください。貴社の事業モデルに合わせた最適な運用をご提案します。
まとめ
コンテンツ販売プラットフォーム選びは、以下のステップで進めましょう。
- ビジネスモデルの確認: マーケットプレイス型か、自社サイト型(SaaS)か。
- タイプの選定: 動画配信(視聴重視)、LMS(学習効果重視)、EC(物販併用)。
- ツールの比較: 手数料、セキュリティ、BtoB機能の有無。
適切なプラットフォームを選ぶことは、単にコンテンツを売るだけでなく、顧客との長期的な関係構築と収益の安定化への第一歩です。自社の目的に合ったシステムを選び、コンテンツビジネスを成功させましょう。

