
はじめに
「Zoomで録画した動画を実際に販売するには、どんな方法があるのだろう?」
この記事ではそんな疑問に対し、ユースケースに応じたZoom録画動画の販売方法やおすすめシステムを紹介します。
- はじめに
- Zoom録画動画はどのように販売するの?
- 【ユースケース別】販売システムの選び方
- おすすめ動画販売システム
- Zoom録画動画を販売する手順と運用ポイント
- 動画販売サービスをはじめるなら「WisdomBase」
- まとめ
Zoom録画動画はどのように販売するの?

いざ販売を検討し始めると、配信の仕組みやシステムの選定、決済・視聴管理など、意外と多くのポイントで迷う方も多いはずです。
安心して動画を販売し、購入者が快適に視聴できる環境を整えるには、自社に合った運用方法やプラットフォームの選定が欠かせません。
このセクションでは、Zoom録画動画を販売する主な方法と、それぞれの特徴についてわかりやすくご紹介します。
動画配信プラットフォームとは?
動画配信プラットフォームは、録画したZoom動画をアップロードし、有料で配信・販売できるサービスです。
VimeoやJ-Stream Equipmediaなどが有名で、視聴用のURL発行や決済機能、視聴期間制限など“動画単体”の販売に強みがあります。
セミナーやウェビナーの録画アーカイブ販売、イベントのアフターセールスなどに向いており、比較的シンプルな運用が可能です。
学習管理システム(LMS)とは?
一方、学習管理システム(LMS)は、動画だけでなくテストやアンケート、進捗管理、修了証発行など“受講体験全体”をシステム化できるサービスです。
WisdomBaseやlearningBOX、コエテコカレッジなどがあり、体系的なカリキュラム販売や社内・社外研修の運用に最適です。
複数の動画や教材をまとめてコース販売したい、受講者の学習状況を可視化したい、といった場合にはLMSが力を発揮します。
Zoom録画動画の販売は、「動画配信プラットフォーム」か「学習管理システム(LMS)」を活用するのが主流です。それぞれの違いやユースケースについて、次のセクションで詳しく見ていきましょう。
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【ユースケース別】販売システムの選び方

Zoom録画動画の販売には、「どのシステムを選ぶべきか?」という悩みがつきものです。
自社の運用目的や顧客ニーズに合った仕組みを選ばなければ、運用の手間やコストがかかったり、思ったような売上につながらないことも…。
ここでは、動画配信プラットフォームと学習管理システム、それぞれの主な特徴と実際の活用例を分かりやすく整理します。
これから販売を検討する方は、ユースケースごとの選び分けを参考にしてください。
動画配信プラットフォームを使うユースケース
動画配信プラットフォームは、「単発の動画販売」や「アーカイブ配信」をシンプルかつスピーディに実現したい場合に最適です。 決済連携や視聴制限、DRM(不正コピー対策)など基本機能がそろい、シンプルな運用が可能で、初めての方やリソースが限られている場合にも向いています。
【ユースケース例】
- セミナーやイベントの録画を、参加できなかった顧客や新規リード向けに単品販売
- 公開講座や短期レッスン動画の「おかわり視聴」「期間限定アーカイブ」配信
- 社外向け動画教材・ノウハウ動画の単品販売
学習管理システムを使うユースケース
学習管理システム(LMS)は、体系的なカリキュラムや複数動画をパッケージ販売したい場合に最適です。 受講者ごとの進捗管理や修了証発行、テスト・アンケート機能などの機能があります。 コンテンツごとに視聴権限・公開タイミングをコントロールできるため、長期講座や段階的学習にも対応しています。
【ユースケース例】
- 企業研修や資格対策コース、代理店・パートナー教育プログラムなど「複数本のZoom録画を組み合わせて体系的に販売」したい場合
- 修了証やバッジ発行が必要な法定講習や認定講座
- 社内外の複数受講者を一元管理したいとき
このように、単発・アーカイブ販売なら動画配信プラットフォーム、カリキュラム販売や進捗管理まで求めるなら学習管理システムが有効です。
おすすめ動画販売システム

Zoom録画動画の販売に最適なシステムは、実際にどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、動画配信プラットフォームと学習管理システム(LMS)それぞれから、特におすすめのサービスを厳選してご紹介します。
動画配信プラットフォーム3選
J-Stream Equipmedia(ジェーストリーム)
国内最大級の導入実績を誇る、法人向け動画配信の決定版。金融機関や官公庁も利用する高セキュリティと、大規模なライブ配信にも耐えうる安定性が魅力です。手厚い日本語サポートで、初めての導入でも安心です。
URL: https://www.stream.co.jp/service/platform/equipmedia/
millvi(ミルビィ)
直感的に使えるシンプルな操作画面と、導入から運用までを支援する手厚いサポート体制に定評があります。「動画配信は初めて」という企業でもスムーズに利用を開始できるでしょう。初期費用0円から始められるプランも用意されています。
URL: https://millvi.jp/
OneStream(ワンストリーム)
月額費用を抑えながらも、ライブ配信、オンデマンド配信、擬似ライブ配信(録画映像を定時に配信)など、多彩な配信方法に対応。視聴ページを簡単に作成できる機能もあり、スピーディーなコンテンツ販売開始をサポートします。
学習管理システム(LMS)3選

おすすめの学習管理システムをご紹介します。
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WisdomBase(ウィズダムベース)
柔軟なカスタマイズ性と豊富な機能を持ち、本格的なeラーニングサイトの構築が可能です。BtoB(法人研修)とBtoC(個人向け講座)の両方の販売モデルに対応しており、事業の成長に合わせて機能を拡張していけます。 wisdombase.share-wis.com
learningBOX(ラーニングボックス)
「誰でも、安く、簡単に使える」がコンセプト。初期費用0円、月額費用も低価格から始められる手軽さが魅力です。クイズやテストの作成機能が豊富で、直感的な操作でeラーニングコンテンツを作成・販売できます。
URL: https://learningbox.online/
コエテコカレッジ(GMO)
オンラインスクールを作成・販売できるプラットフォームです。ページ作成から販売管理まで簡単に行えます。動画講座の販売にも適しており、割引クーポンも設定可能です。
URL: https://college.coeteco.jp/
Zoom録画動画を販売する手順と運用ポイント

「Zoom録画動画を販売したいけれど、実際に何から始めればいいのかわからない…」
そんな方のために、このセクションでは動画の準備から販売後の運用・改善まで、失敗しないための具体的な流れとポイントを解説します。
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Zoom録画データの準備と編集コツ
Zoom録画動画を商品として販売するには、まずデータの整理と編集が不可欠です。ここで丁寧な準備を行うことで、動画の価値や満足度が大きく高まります。
不要部分のカットやノイズ除去
冒頭や終了後の雑談、接続トラブル時など、本編以外の部分はカットしてコンテンツの質を高めましょう。特に無駄な沈黙や聞き取りづらい雑音は、編集段階でしっかり削除することが重要です。
テロップやチャプターの追加
重要な内容やセクションごとにテロップを入れることで、視聴者の理解度も向上します。長時間動画の場合はチャプター設定もおすすめです。チャプター分けがあると、学習目的で見返したいときに視聴者が目的の部分にすぐアクセスでき、利便性が高まります。
画質・音質のチェック
録画時の設定によっては映像や音声が荒くなっている場合もあるので、必要に応じて補正や加工を行いましょう。音質の良し悪しは顧客満足度に直結します。場合によってはBGMや効果音を入れることで、視聴体験が向上します。
スライド資料や補足資料の追加
講義形式やセミナーの場合、必要に応じてパワーポイント資料やPDFなどを動画とあわせてダウンロード提供すると、学習効果が高まります。
個人情報や機密情報の確認
発言や資料に含まれる個人名や機密事項が映っていないか必ずチェックし、編集で除去・マスキングしてください。企業の研修動画の場合は特に注意しましょう。
販売ページ・決済・視聴権限の設計

編集が終わったら、次は販売ページの設計や決済・視聴管理の仕組みを準備します。ここで購入率や顧客体験が大きく左右されます。
販売ページの作成
動画の魅力や学べる内容、講師情報など、購入意欲を高める情報をわかりやすく掲載しましょう。サンプル動画や受講者の声も効果的です。また、特典・ダウンロード資料・FAQなども掲載すると信頼度が上がります。
決済方法の選定
クレジットカードや銀行振込、コンビニ決済など、顧客が選びやすい複数の決済手段を用意できるとCVR向上につながります。法人取引や大量購入が見込まれる場合は、請求書払いにも対応できると安心です。
視聴権限の設定
動画配信プラットフォームやLMSごとに視聴期間や回数制限、同時ログイン防止などの機能を活用しましょう。不正利用防止のためのDRM設定も重要です。無料お試し・サンプル配信なども検討しましょう。
視聴案内・顧客サポートの運用フロー

購入者がスムーズに動画を視聴できるよう、案内やサポート体制も整えておきましょう。これが顧客満足度とリピート率に直結します。
自動配信メールの活用
購入直後に視聴方法や視聴URLを自動送信できる仕組みがあると、顧客対応の負担も減ります。リマインドメールや受講後アンケート依頼も自動化できるとより良い運用が可能です。
サポート窓口の明示
視聴トラブルや決済に関する問い合わせ先を分かりやすく表示し、迅速な対応を心がけましょう。チャットサポートやLINE公式アカウントを使う例も増えています。
FAQの整備
よくある質問(視聴環境、推奨ブラウザ、視聴期限など)を事前にまとめておくことで、購入検討者の不安も解消できます。使い方ガイドや動画マニュアルを用意するのもおすすめです。
販売後のトラブル防止・運用チェックリスト

動画販売を始めた後も、継続的な運用管理とトラブル防止の取り組みが欠かせません。安定した運営体制を築くことが成功の鍵です。
視聴ログの確認
想定外のアクセスや同時視聴など、不正利用の兆候があればすぐに対策できるようモニタリングを行いましょう。異常検知機能があるシステムなら活用しましょう。
返金・キャンセル対応
明確な規約を用意し、想定されるトラブルには事前にマニュアルを整備しておくと安心です。返金ポリシーはサイト上で分かりやすく掲示してください。
顧客データの管理
個人情報の保護やシステムのセキュリティ対策も怠らないようにしましょう。個人情報取り扱い規程やセキュリティガイドラインの策定・周知も重要です。
効果検証と売上アップにつなげるポイント

最後に、販売した動画の効果測定と、さらなる売上拡大のための施策を紹介します。運用後もPDCAを回して改善し続けることが大切です。
売上や視聴データの分析
どの動画が人気か、どの導線が最も売上につながっているかを定期的に確認し、コンテンツや販売戦略の改善につなげましょう。アクセス解析やユーザー属性の分析も活用しましょう。
アップセル・クロスセルの実施
購入者限定の割引や新作動画の先行案内など、リピート購入を促す仕組みも有効です。関連講座や個別コンサル、オフラインイベントへの誘導も検討しましょう。
受講者アンケートの活用
視聴者の声を集めて改善点を探し、より良いサービスにブラッシュアップしていきましょう。レビュー投稿のお願いやSNSキャンペーンも販促に活用できます。
動画販売サービスをはじめるなら「WisdomBase」
https://wisdombase.share-wis.com/
おすすめの動画配信システムでご紹介いたしましたが、Zoom録画動画の販売やオンライン研修・講座ビジネスを効率よくスタートしたい方には、「WisdomBase(ウィズダムベース)」もぜひご検討ください。法人向けの動画配信・eラーニングに特化した学習管理システム(LMS)として、多くの企業・団体で導入実績があります。
WisdomBaseの特長は以下のとおりです。
- 動画のアップロード・販売・決済管理がワンストップ
- Zoomなどのライブレッスンの予約管理にも対応
- 受講者ごとの視聴履歴・進捗管理・修了証発行が可能
- 助成金対応や業界特有のカスタマイズも柔軟
WisdomBaseにご感心ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
wisdombase.share-wis.com wisdombase.share-wis.com
まとめ
本記事では、Zoom録画動画を販売する実際の販売方法・システム選定のポイント、具体的な運用手順まで、現場担当者がすぐに活用できる実践的なノウハウを網羅的に解説しました。
自社の目的やリソース、顧客ニーズに合った方法を選び、ぜひ動画コンテンツの価値を最大限に引き出してください。
