失敗しないECサイトを作るためのターゲット・ペルソナ設定

ECサイトを運営する上で、「誰に対して商品を売るのか」とユーザー層を想定することはとても重要です。
商品やサービスが溢れかえる今のご時世では、大抵のモノがすぐに手に入ります。
そのため、ユーザーは商品やサービスから得られる「体験」や「利便性」を求めていると言われています。
また様々な情報がインターネット上に流れ、ユーザーが商品やサービスに求めている価値が細分化され、誰もが欲しいと思うものを販売することが難しくなっています。
そこで商品やサービスを本当に求めている人へ届けるために、ターゲット戦略やペルソナ設定が重要となります。
本記事では失敗しないECサイトを作るためのターゲットとペルソナの設定について解説します。
3.ペルソナを設定する
ターゲットが決まれば、次にペルソナを設定しましょう。
対象の年齢、職業、趣味等の情報を以下の表のようにまとめることをオススメします。

ペルソナを設定するメリットは以下の通りです。
- ユーザーニーズの把握
- メンバー間での認識や方向性の共有
明確な根拠に基づくペルソナを設定できれば、ユーザーニーズの理解に繋がり、組織全体が同じ方向を向いて、各種施策を進められます。
ペルソナの設定には人物像の分析を欠かさない
ペルソナは架空の人物像ではありますが、根拠のない空想ではありません。
根拠のないペルソナや都合の良いペルソナを設定したとしても、現実のユーザーに響く可能性は低く効果は見込めません。
ペルソナの設定には、必ず実在の人物像を分析しましょう。分析方法としては以下のようなものが挙げられます。
1. アンケート調査
ターゲット層に該当する人々に、インタビューやアンケートを実施することで、ユーザーの行動や価値観をより具体的に考察できます。
2. アクセス解析
運営している自社サイトへ訪問するユーザーの履歴を解析することも有効です。
Googleアナリティクスなどの解析ツールを活用し、サイトの滞在時間、何をクリックしたか等を分析し、ペルソナの設定に活かせます。
ペルソナ設定の例
ペルソナ設定における例を考えてみましょう。
例えば、あなたが以下のような人物だと仮定します。
- 年齢:40歳
- 会社員
- 仕事が忙しく、不摂生になりつつある
- 現在、ダイエットに関心あり
そんなあなたが、仕事帰りにたまたま立ち寄った書店でいくつかの新書を見つけました。
それらの新書の帯には以下のキャッチコピーの記載があります。あなたはどの本を手にとると思いますか?
a:誰でも手軽に効果を実感できる〇〇食事法!
b:トレーニングの効果を劇的に高める、アスリート志向の〇〇食事法!
c:仕事が多忙で食事時間がバラつく方向け、ビジネスマンの味方〇〇食事法!
仕事を終えてから帰宅する時間帯が遅く、休日の大半を平日の仕事疲れを癒す時間として費やしている場合は、cを選ぶ場合が多いと思います。
あるいは、週に2〜3日のジム通いは欠かさず行っているものの、「1か月以内にあと〇〇kg痩せたい」と感じている人は、bかcに魅力を感じるでしょう。
このようにユーザーの生活習慣や趣味趣向により「自分に一番合っている!」と思える訴求のポイントは違います。
ペルソナを設定し、「他の誰でもない、あなた」に訴求することが、ECサイトの成功の第一歩です。
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5.最後に
今回は、ターゲット・ペルソナ設定についてご紹介しました。
訴求・提供したい価値が必ずしもユーザーのニーズへ合致しているとは限らないため、ユーザーへの理解を深める・ユーザーニーズと提供価値との間のギャップを埋めるということが大切になります。
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