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分析発表演習・方針立案演習とは?【昇進・昇格試験の頻出問題】  

分析発表演習・方針立案演習とは

分析発表演習・方針立案演習は昇進や昇格試験における課題テーマの定番です。これから昇進や昇格を目指す人には、どんな内容なのか気になるところではないでしょうか?

そこで今回は、分析発表演習・方針立案演習とはどのような試験なのか、試験の流れや評価ポイント、オンライン化の実現可能性まで解説していきます!

分析発表演習・方針立案演習とは? 

分析発表演習は、分析と発表(プレゼンテーション:以降プレゼン)を通じて思考と対人の能力を見る試験で、方針立案演習とも呼ばれます。

限られた時間内で、評価対象者の「情報分析を通して課題を発見する能力」「目標を設定する能力」「それらに対する施策と計画を立ててシナリオ化する能力」などが求められる、なかなか高度な試験です。

普段から発表になれていない人は、かなり苦戦するといわれています。

分析発表演習・方針立案演習の流れ

それでは分析発表演習・方針立案演習はどのように行われるのかを紹介します。

<分析>

分析発表演習では、まず架空の企業の内部環境と外部環境を説明する文章やグラフなどが詳細に記載された資料を渡されます。さらに演習における想定環境として、「改革が必要なマーケティング部門」「成績が低迷している営業所」といった、具体的なシーン設定がなされています。

受験者は、自らを管理職と仮定して、その部門や部署が抱える課題やリスク、改善対策や実施計画を考えて、レポートを作成します。情報の分析からレポートを作成するまでは、2〜3時間しか与えられません。レポートは模造紙にまとめることが多いようですが、パワーポイントやワードを使うケースもあります。

<プレゼンテーション>

最後に評価者の前で10〜15分程度のプレゼンを行います。その際「役員会でプレゼンする課長」など、役職にあわせた場面を設定されることも。受験者は分析の内容だけではなく、立場と場所にふさわしい振る舞いができるかまでも評価されるのです。

評価ポイントは?

分析発表演習・方針立案演習で評価されるポイントは以下の通りです。

  • 分析:思考面・意思決定力・計画性・問題解決力
  • 発表:対人面・対集団での影響力・表現力

これらは一朝一夕で身に付くものではなく、普段から上司の指示待ちをしているだけ、与えられた仕事をこなすだけでは高評価を得るのは難しいものです。日ごろから問題解決を意識して業務に取り組んでいるかが問われると考えていいでしょう。

分析発表演習・方針立案演習はオンライン化できる?

ここでは分析発表演習・方針立案演習をオンライン化できるのか、そもそもその必要があるのかを考えてみました!

分析発表演習・方針立案演習のオンライン化の必要性

コロナ禍でリモートワークを導入する企業が増え、人々の生活様式も変わり、働き方の多様化が進んでいます。

社員がオフィスに集まり働くことは、もはや当たり前ではなくなってきました。今後は場所にこだわることなく人材を採用することが増えてくると予測され、そうなると昇進や昇格試験をオンラインで行うことを検討する必要も出てきます。

またオンラインであれば、国内外の支社における重要なポストの昇進・昇格試験に、本社の人間が参加するのも容易です。逆に、本社に一堂に会するなどでも人を移動させる必要もなく、コスト負担がないメリットもあります。

分析発表演習・方針立案演習オンライン化の可能性

結論から述べると、分析発表演習・方針立案演習のオンライン化は可能です!

分析発表演習・方針立案演習は分析パートと発表パートに分かれますが、分析パートで必要なのは受験者への資料提供のみです。試験開始と同時に資料が共有されるURLを付与することで、初めて閲覧できるようにすればいいでしょう。

データはデジタルデータで用意し、発表資料作成に使用できるようにしておきます。オンラインでの分析発表演習においては、発表資料は模造紙ではなくパワーポイントやワード、GoogleスライドやGoogleドキュメントなどでの作成を原則とします。

プレゼンは、Zoomなどのオンライン会議システムの活用が適切です。プレゼンの様子を録画できるので、後日複数の受験者を再度比較評価できる、上層部に評価の根拠を示せるなど、対面実施よりも便利に管理できます。

今後ますますデジタル化や働き方改革が進むことを考えると、短時間でのデジタルデータの分析、ITを活用した資料作成能力、オンラインでの対人スキルも評価対象としていくことが必要ではないでしょうか。

そう考えるとオンラインによる分析発表演習・方針立案演習の実施は、より能力の高い人材の発掘に役立つといえるでしょう。

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分析発表演習・方針立案演習についても、受験者用資料の事前共有やフィードバックをシステム内で行えます。Zoomなどを活用したプレゼンテーションの実施有無や昇進試験の点数もユーザーごとに一元管理。評価の分析を簡単に行えるCSVデータとして蓄積できるので、人材評価の精度を高めていくことが可能になります。

WisdomBaseは、動画問題・ファイル提出式などオンラインならではの形式から、択一式・論述式といった定番の問題形式まで幅広く対応できることもポイントです。つまりWisdomBaseひとつだけで、昇進・昇格試験を含むあらゆる社内試験をオンラインで行えるようになるのです!

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