EE-LMSマガジン

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CBTシステム導入へ…決裁者を納得させる最後のひと押し!4選

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来年度に向けて何が何でも試験をオンライン化したい。だけども、最終承認まで辿り着けない…という企業戦士の方へ。決裁者やキーマン、経営層を説得するためのとっておきの殺し文句を厳選しました!

もちろん、日頃のコミュニケーション・ネゴシエーション、プレゼンテーションが重要であることは前提で、これさえあれば万事解決というものではありません。ですが、大手システム会社や自社のエンジニアでの初期開発なんて高コストでとんでもない。ましてや、この時代にオンライン化しないという選択肢も絶対に避けたい。最後の最後まで準備・調整を続けるあなたに…この記事が決裁者背中を押すあと一押しの力になることを祈ります。

本ページ下部には、オンラインテスト化への基礎知識となるCBTと従来の紙試験との違い企業のオンラインテスト実現に向けて越えておくべき9つの壁、他にもCBT成功企業の事例集など、無料ダウンロードできる情報をご多数ご紹介していますので、あわせてご参考ください。

その1…若者のため、子供たちのために

問題を先送りにすればするほど、後進世代へのしわ寄せは否応なしに大きくなります。「自分はまだしも、後輩たちには同じような苦労はさせたくないんです」という利他の想いでプッシュしてみるのも効果的。

所謂管理職世代の中には、ロジカルで非の打ち所がないプランよりも、担当者の熱意や義理人情に溢れるものを好む方も。情緒的な魅力がある施策であることが重要な場合もあります。目いっぱい理論武装してきたのに、理不尽に蹴られてきた…そんな時には、大胆に情に訴えてみましょう。

また、一人のエグゼクティブである前に、一人の親であるということもポイントになり得ます。先日の大学入学共通テストでは、マスクから鼻を出していた受験生が失格になったというニュースもありました。反面、国会議員は感染対策は不充分であったり、リモートワークが整っていない中規模以上の企業もまだまだ多いと聞きます。

若者や子供に軽蔑される大人のままで良いのでしょうか。子供世代はもちろん、孫世代にも問題を先送りするのでしょうか。「そんな先の事まで知らん!」と言われた暁には、心が折れるかもしれませんが…それでも気持ちを切らさず説得を続けましょう。 

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その2…▲▲▲社に先にやられる前に、今始めないと

エグゼクティブ層のプライドを燃やす何よりの材料は、競合他社の動向です。▲▲▲社は既にオンライン化を進めている…同業の横のつながりの情報リークで、尻に火をつける手法もありますが、審議不透明な場合は自身の信用問題にも繋がります。

加えて、「あの会社はうちとは違って進んでるから」「■■■社の様子を見てから検討し始めればいい」など、逆効果になる可能性もあります。

例えばあなたの会社が、上場企業であれば株価の動向はいかがでしょうか。日々自社の株価をチェックしているという勉強熱心さ自体が役員層に刺さるかもしれませんし、昨今の株価動向において「デジタル化」が大きなファクターとなっています。

Zoom社やテスラ社などの米国のユニコーン企業が、日本の優良企業の株価の何十倍もの値付けをされいるように…DXを生活者にアピールできなければ、今後企業体として先細りしていくしかありません

同業界や類似業態で、コロナ禍でも株価を上げている企業はありませんでしょうか。そのような企業の先進事例を、少し調べて共有するだけでも、勝負は違ってくるかもしれません。あと一押しは、その一工夫に。

その3…サンクコスト(埋没費用)をこれ以上生みたくない

支払ってしまった費用、取り返すことのできない時間をサンクコスト、埋没費用と呼びます。例えば、昇進試験を紙で実施してもオンラインで実施しても、パフォーマンスが変わらない場合に、問題用紙や解答用紙の印刷・支店への発送費用は、オンライン試験にシフトしない限りサンクコストとして埋没し続ける費用となります。その分、有益に活用できたかもしれない費用は、もう二度と取り戻せないまま、足枷になり続けます。

紙の方が温もりを感じる、厳格さを生む…そういう議論は、主力商品に紙を使用している際には検討事項になり得ますが、試験実施の手段として吟味される場合は、投下されるコスト以上の説得力を持ち合わせているとは到底思えません。

印刷会社・発送会社との関係性をキーマンが存在していることで、取引が過度に保護されている可能性もありますが、そういう場合は対立しているエグゼクティブに巧く賛同を得て、ネゴシエーションをとっていくことが賢明でしょう。

どのようなDXでも様々な利害関係が絡み一筋縄では進みません。サンクコストを実際に試算してみることで、最後のひと押しデータに。黄門様の印籠の如くクライマックスで輝くピースを準備して、ギリギリまで出し惜しみする、というのも選択の一つです。

その4…●●さんの評価に必ず繋がります

エグゼクティブ層を説得する際、一番重要なのは"揺るぎない自信"です。世の中には絶対というものは絶対ない、という格言があるくらいですが、多少自信がなくても「必ず成功します」「絶対会社に良い影響を与えます」と言い切ることが、心を動かすことがあります。

出世コースが約束され、保守的であればあるほど昇進が期待できる大手企業では、逆効果になりますので注意が必要。「あの時、君が絶対って言ったよね」と後々足元を救われる種を自ら撒くのはクレバーではありません。

ですが、コロナ禍において全業種で危機的な経営状況である中、何も動かずに死期を待つほど日本のビジネスパーソンは愚かでは無いと思います。どのみち状況が悪くなるなら、今勇気をもってチャレンジする。どれだけ世の中が変わろうが、挑戦したことは企業人としての経験になります

思い切って「必ず」と口に出してみましょう。「必ず、●●さんの評価に繋がります」なんておべっかを使うと「ばかやろう」と返されるかもしれませんが、心中する気持ちでアタックしてくる若手を待っているという管理職世代もいるでしょう。挑戦しなくては、始まりません。

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