eラーニングに使える助成金とは?対象費用と申請前に確認したいこと

企業の社員研修では、従業員のスキル向上や人材育成を目的として、eラーニングの導入が進んでいます。
しかし、LMS(学習管理システム)の導入や教材制作、外部コンテンツの利用などには費用がかかるため、予算の確保が課題となる企業も少なくありません。
こうした費用負担を軽減する方法として、国や自治体の助成金・補助金の活用が挙げられます。ただし、制度によって対象となる研修や経費、申請条件が異なるため、事前の確認が重要です。
この記事では、eラーニングに活用できる主な助成金・補助金や対象経費、申請手順、LMSの選び方、申請時の注意点まで分かりやすく紹介します。
【この記事の概要】
- eラーニングに活用できる主な助成金・補助金の種類が分かる
- 助成対象となる費用や申請から受給までの流れを理解できる
- 助成金・補助金を活用する際の注意点やLMSの選び方が分かる
目次
eラーニングの導入に助成金・補助制度を活用できる?

条件が合えば、eラーニングの導入費用や研修費用に助成金・補助制度を活用できる場合があります。
代表的には、従業員の職業訓練を支援する制度、業務効率化に向けたITツール導入を支援する制度、地域の中小企業を対象とする自治体独自の制度などがあります。
助成金と補助金の違い
助成金と補助金は、どちらも事業者の取り組みを支援する公的な制度ですが、一般に制度設計や手続きの考え方が異なります。
助成金は、主に厚生労働省や都道府県労働局、自治体などが実施し、雇用、人材育成、働き方改善といった政策目的に沿って設けられます。
定められた要件を満たし、必要な計画・記録・申請書類を整えた場合に支給対象となる仕組みが多い一方、申請期限や実施方法を守らなければ支給されません。
補助金は、経済産業省や中小企業支援機関、自治体などが実施することが多く、事業計画の審査を経て採択される形式が一般的です。予算枠や審査があるため、要件を満たして申請しても必ず採択されるわけではありません。
ただし、これはあくまで一般的な傾向です。名称だけで「助成金だから必ず受け取れる」「補助金だからeラーニングには使えない」と判断せず、制度の目的、公募要領、支給要領を個別にチェックしましょう。
eラーニング導入費用が対象になるかは制度ごとに異なる
eラーニングに関係する費用には、LMSの初期費用・利用料、教材制作費、動画制作費、外部コンテンツの受講料、講師費、導入支援費などがあります。しかし、これらがすべて対象になるわけではありません。
例えば人材育成を目的とした制度では、一定の要件を満たす訓練の受講料や訓練経費が中心となることがあります。
一方、ITツール導入を目的とする制度では、登録されたソフトウェアの利用料や導入関連費用が対象となる場合があります。
教材制作だけを外注するケース、既存のLMSにコンテンツを追加するケース、研修をサブスクリプション型サービスで提供するケースなどでも扱いは変わります。
見積書を取得する段階で、システム費、設定費、教材費、運営費を分けて記載してもらうと、対象経費を確認しやすくなります。
申請すれば必ず受給できるわけではない
助成制度を利用する際に注意したいのは、申請がそのまま受給を意味しないことです。補助金では審査・採択があることが多く、助成金でも要件確認や実績審査の結果、不支給となる可能性があります。
不採択・不支給の理由には、申請書類の不備だけでなく、対象外の時期に契約・発注をした、対象者の雇用形態が要件と合わない、必要な受講記録を残していない、支払いの証憑が不足しているといったケースがあります。
導入計画は、助成金・補助金を受けられなかった場合でも実行できる予算を基準に考えるのが安全です。制度の活用分は費用負担を軽減する可能性として見込みつつ、資金繰りや導入可否を制度だけに依存しないようにしましょう。
最新の公募要領・所管官庁の情報を確認する
助成率、上限額、対象経費、申請方法、募集期間は年度ごとに見直されることがあります。過去の解説記事や比較サイトは制度を知るきっかけにはなりますが、申請可否の判断材料としては不十分です。
例えば厚生労働省の人材開発支援助成金は、コースごとのパンフレット、支給要領、申請様式が公開され、eラーニングに関する実施結果報告書の様式も更新されます。申請前には必ず厚生労働省の人材開発支援助成金ページで最新情報をチェックしましょう。
eラーニングに使える主な助成金・補助金

eラーニングの導入や研修には、国や自治体の助成金・補助金を活用できる場合があります。代表的なのが、厚生労働省の「人材開発支援助成金」です。
「人材育成支援コース」は従業員の職業訓練、「人への投資促進コース」は定額制研修、「事業展開等リスキリング支援コース」は新事業に必要な技能習得などを支援します。
また、自治体独自の補助制度も選択肢です。対象経費や申請条件は制度ごとに異なるため、事前に確認しましょう。
人材開発支援助成金(厚生労働省)
人材開発支援助成金は、事業主等が雇用する労働者に対して、職務に関連した専門的な知識・技能を習得させる訓練を計画に沿って実施した場合に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部などを助成する制度です。
人材育成支援コース、人への投資促進コース、事業展開等リスキリング支援コースなどがあり、研修の目的や内容、対象者、訓練の実施形態によって検討するコースが異なります。eラーニングや通信制訓練についても規定がありますが、訓練時間、受講管理、対象経費、提出書類などに要件が設けられています。
人材開発支援助成金は、雇用する労働者に対する職業訓練としての要件(訓練時間・受講管理・対象経費・提出書類など)を満たすかどうかで判断します。制度の詳しい考え方は、人材開発支援助成金を活用したeラーニングの記事も参考にしてください。なお、eラーニングに関係が深い「人への投資促進コース」と「事業展開等リスキリング支援コース」は令和8年度末までの時限措置です(制度全体が終了するわけではありません)。
また、事業展開等リスキリング支援コースでは、令和8年8月3日以降に提出された計画届に基づく訓練から、eラーニングによる訓練の受講が同一の労働者につき1年度1回までとなりました(出典:厚生労働省「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)改正:令和8年8月3日からの変更点について」)。
関連記事:
人材開発支援助成金はeラーニングで使える?要件・助成率・申請方法を解説
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
デジタル化・AI導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の業務効率化や生産性向上を目的として、ITツール導入を支援する制度です。旧IT導入補助金から名称が変更されており、対象となるITツールや申請枠、申請要件は公募回ごとに確認する必要があります。
eラーニングシステムや研修管理機能を持つツールであっても、対象になるかどうかは、制度上のITツール登録状況や申請枠、導入内容によります。対象ツールの検索、IT導入支援事業者との連携、申請マイページの準備などが必要になる場合もあります。
導入予定のサービスが当該年度の対象ITツールとして登録されているか、どの機能・費用区分が対象かを、デジタル化・AI導入補助金の公式サイトで確認しましょう。
関連記事:
【2026年版】デジタル化・AI導入補助金対象のeラーニングシステム3選
自治体の助成金(東京都のスキルアップ助成金など)
自治体や地域の支援機関も、従業員研修やデジタル化を対象とした独自の助成制度を設けています。所在地、企業規模、業種、研修の実施場所、対象従業員などの条件があるため、本社所在地だけでなく、受講者が勤務する事業所の所在地も確認が必要です。
東京都では、東京しごと財団が実施する「事業外スキルアップ助成金」でeラーニング研修が対象になる年度があります。対象となる研修の期間、受講方法、申請時期、助成対象となる中小企業等の定義を確認したうえで検討しましょう。
都道府県、政令指定都市、商工会議所、産業振興財団などのWebサイトで、「人材育成」「リスキリング」「DX」「中小企業支援」といったキーワードを組み合わせて探すと候補を見つけやすくなります。
自社に合う制度を見分ける観点
制度を比較する際は、まず「研修費を支援してほしいのか」「LMSなどのITツール導入費を支援してほしいのか」を分けて考えます。前者なら人材育成系、後者ならIT導入・DX系の制度が候補になりやすいでしょう。
次に、企業規模、所在地、業種、雇用保険の適用状況、受講予定者の雇用形態、研修テーマ、導入予定日を一覧にします。その情報を基に、各制度の対象要件と照合します。対象経費だけで比較すると、自社の属性や実施時期が合わず、申請できないことがあります。
制度の名称から探すよりも、自社の条件を先に整理してから探すほうが、検討の漏れや手戻りを減らせます。
eラーニング導入で対象になり得る費用

助成金・補助制度では、eラーニングに関連するさまざまな費用が対象になる場合があります。
ただし、対象範囲は制度ごとに異なるため、契約や発注を行う前に公募要領などで確認することが大切です。
LMS・eラーニングシステムの導入費用
LMSの初期設定費、クラウドサービスの利用料、アカウント発行費、管理機能の追加費用などが対象になり得る制度があります。IT導入型の補助制度では、対象ITツールとして登録されていることが前提になる場合があります。
また、月額利用料、年額利用料、複数年契約、更新費用の扱いも確認が必要です。交付対象となる利用期間が決められているケースや、補助対象期間を超える前払い分が対象外となるケースもあります。契約期間と事業実施期間を照合して検討しましょう。
教材作成・動画制作・コンテンツ利用料
研修用の動画制作、スライドやテストの作成、外部教材の利用料、オンライン講座の受講料などが対象経費として認められる場合があります。対象になるかは、研修が制度の目的に合っているか、職務に関連する内容か、費用が明確に区分されているかなどで判断されます。
制作会社に動画を発注する場合は、企画、撮影、編集、ナレーション、素材費などの内訳を確認しましょう。社内の広報動画や営業用動画と研修動画が混在していると、研修費としての必要性を説明しにくくなる可能性があります。
受講料・講師費・研修運営費
外部研修の受講料、講師への謝金、研修会場費、教材購入費など、人材育成に直接関係する費用が対象となる制度もあります。eラーニングと集合研修を組み合わせる場合は、各研修の内容、実施日、対象者、受講時間を分けて管理しておくとよいでしょう。
誰がどの研修を受講するのかを事前に整理し、受講対象者名簿、研修カリキュラム、受講案内などを残しておくと、申請時・実績報告時の確認がスムーズです。
導入支援・設定・連携にかかる費用
LMSの初期設定、管理者向け操作説明、既存システムとの連携、データ移行、受講者登録の支援などが対象になる場合があります。ただし、システム費と導入支援費で対象条件が異なることもあります。
見積書では、サービス本体、オプション、初期設定、コンサルティング、保守、連携作業を可能な限り分けて記載してもらいましょう。費用の内容が不明確だと、対象経費かどうかの判断や実績報告時の説明が難しくなります。
対象外になりやすい費用を確認する
通常の運営費、汎用性の高いパソコン・スマートフォンなどの設備費、制度の目的と直接関係しない広告費、交付決定前に発生した費用などは、対象外となることがあります。
消費税、振込手数料、中古品、他の公的支援と重複する費用についても、扱いを確認してください。
「対象になる費用」だけでなく「対象外となる費用」を先に確認し、補助対象分と自己負担分を分けた予算表を作ることが大切です。
関連記事:
助成制度の申請から受給までの一般的な流れ

申請から受給までには、制度確認、計画作成、申請、導入、実績報告、審査といった複数の工程があります。実際の順序や名称は制度ごとに異なるため、ここでは一般的な流れとして整理します。
制度の公募要領と要件を確認する
最初に、公募要領、支給要領、募集案内、よくある質問をチェックします。自社の企業規模・所在地・業種・雇用状況が対象か、予定するeラーニングや研修が支援対象か、申請期限はいつかを確認しましょう。
不明点がある場合は、申請後ではなく、契約・発注前に公式窓口へ確認することが大切です。質問した日時、窓口、回答内容は社内メモとして残しておくと、担当者交代時にも役立ちます。
研修計画・導入計画・見積書を準備する
導入目的、課題、対象者、研修内容、実施期間、予算、期待する効果を整理します。例えば「全従業員にコンプライアンス研修を実施する」「管理職にマネジメント研修を提供する」「営業部門に製品知識研修を行う」といった形で具体化します。
必要に応じてLMS事業者や研修会社から見積書を取得し、対象経費と対象外経費を確認します。制度によっては複数の見積書や事業計画書が必要になるため、準備期間には余裕を持たせましょう。
申請書類を提出する
指定された申請方法に従い、必要書類を期限内に提出します。電子申請では、アカウント開設、法人情報の登録、GビズIDなどの事前準備が必要になる制度もあります。
提出前には、法人名・所在地・金額・実施期間に不整合がないか、添付書類が揃っているか、押印や署名が必要かを確認します。提出控え、送信完了画面、受付番号なども保存しましょう。
採択・交付決定後に契約・導入する
補助制度では、原則として交付決定後に契約・発注・導入を進める必要がある場合があります。交付決定前に契約書を締結した、サービス利用を開始した、費用を支払ったと判断されると、対象外になる可能性があります。
「先に契約しても後から申請できるだろう」と自己判断せず、制度の案内に沿って進めましょう。導入スケジュールが決まっている場合ほど、申請スケジュールを逆算して確認する必要があります。
受講記録・支払記録・実績を整理する
研修実施後は、受講者名簿、受講履歴、受講時間、修了状況、テスト結果、研修資料、請求書、支払証憑などを整理します。
eラーニングでは、ログイン履歴だけでなく、訓練の開始・終了、学習時間、修了状況を確認できる形で管理することが重要です。
請求書、契約書、発注書、銀行振込の記録などは、制度で指定された保存期間も確認して保管します。実績報告の直前に集めるのではなく、導入開始時から保管ルールを決めておくと安心です。
実績報告後に審査・入金を受ける
事業終了後、実績報告書と証憑を提出し、内容の確認や審査を経て助成金・補助金が支給されます。申請時の計画と実績に差がある場合は、変更申請や理由書が必要になることもあります。
支給時期は制度によって異なり、導入費用をいったん自社で負担することが前提となるケースもあります。支給までの資金繰りを含めて計画することが必要です。
社会保険労務士・公式窓口に相談する
人材開発支援助成金のように雇用・労務の要件を含む制度では、社会保険労務士に相談する選択肢があります。ただし、最終的な制度判断は所管官庁・公式窓口の案内を確認しましょう。
LMS事業者、研修会社、行政書士、税理士などに相談する場合も、制度の利用可否を断定せず、公式情報に基づいて確認する姿勢が重要です。
eラーニング助成金の申請前に確認すること

申請前には、対象事業者や受講者、申請期限、契約時期などを確認しておく必要があります。1つでも要件から外れると対象外になる可能性があるため、導入前の段階で整理しておきましょう。
申請者・対象事業者の要件
企業規模、資本金、従業員数、所在地、業種、雇用保険の適用事業所であるかなど、申請者側に条件が設定されている場合があります。中小企業向けの制度では、業種別の従業員数・資本金要件が定められていることもあります。
親会社・子会社の関係、みなし大企業の扱い、複数拠点での申請可否なども確認が必要です。法人番号、登記情報、労働保険関係書類など、要件確認に必要な資料を早めに準備しましょう。
対象となる受講者・雇用形態
正社員のみが対象なのか、契約社員、パートタイマー、アルバイト、出向者、役員も含まれるのかは制度によって異なります。人材育成系の制度では、雇用保険の被保険者であることが条件となる場合もあります。
受講予定者について、氏名、所属、雇用形態、雇用保険の状況、受講予定コースを一覧化しておくと確認しやすくなります。途中入社者や退職予定者がいる場合の扱いも、事前に確認しておきましょう。
申請期限と研修・導入の実施期間
申請受付期間だけでなく、研修を開始できる日、終了しなければならない日、実績報告の期限を確認します。研修期間が短すぎる、あるいは年度をまたぐことで対象期間外になる場合もあります。
教材制作、LMS設定、受講者登録、受講案内、研修実施、修了確認、実績報告までを1つの工程表にし、制度のスケジュールと照らし合わせましょう。
契約・発注・支払いのタイミング
制度によっては、交付決定前の契約・発注・支払いが対象外となる場合があります。見積もり取得や情報収集は進められても、申込み、利用開始、発注書の交付、クレジットカード決済などが契約行為とみなされる可能性があります。
サービス提供事業者に対し、制度活用を検討中であること、正式発注可能な時期を伝え、契約日・利用開始日・請求日を明確にしましょう。
対象経費と自己負担額
対象経費、補助率・助成率、上限額、最低申請額、消費税の扱いを確認します。例えば補助率が2分の1でも、対象外費用や上限超過分は全額自己負担です。また、採択後に減額交付となる可能性もあります。
対象費用、対象外費用、助成見込み額、支給までの立替額を分けた予算表を作成し、経営判断に必要な実負担額を把握しましょう。
不採択・不支給になった場合の予算
助成制度を活用する場合でも、不採択・不支給の場合を想定した予算計画が必要です。導入を延期するのか、対象範囲を縮小するのか、自己負担で実施するのかをあらかじめ検討します。
特に必須研修や法令対応研修は、助成制度の結果を待って実施できないこともあります。研修の優先順位を決め、助成の有無にかかわらず実施すべき内容と、採択された場合に拡張する内容を分けて計画するとよいでしょう。
助成金の申請を見据えたLMS選びのポイント

助成金を活用した研修では、受講した事実や研修結果を後から確認できることが重要です。申請対応だけでなく、導入後の研修管理にも活用できるLMSを選びましょう。
受講履歴・受講時間・修了状況を出力できるか
受講者ごとの開始日時、受講時間、進捗率、修了日時、未受講状況などを確認・出力できるLMSは、実績報告や社内管理に活用しやすくなります。
ただし、制度が求める記録の内容は異なります。導入候補のLMSが出力できる帳票と、利用予定制度で求められる実績資料を事前に照合しましょう。
受講者情報や所属を適切に管理できるか
社員名、メールアドレス、所属、役職、雇用形態、拠点などを適切に管理できれば、対象者ごとの研修実績を把握しやすくなります。組織変更や異動が多い企業では、CSVでの一括登録・更新、部署別の受講状況確認なども重要な機能です。
個人情報を扱うため、権限設定、退職者アカウントの処理、データ保管方針なども確認しましょう。
教材・テスト・アンケートをまとめて管理できるか
動画や資料の配信だけでなく、確認テスト、アンケート、課題提出、修了証の発行などを同じ環境で管理できれば、研修の実施から効果測定までを一元化できます。
研修を「視聴したか」だけで終わらせず、理解度テストやアンケートを組み合わせることで、研修内容の改善にもつながります。助成金の有無にかかわらず、継続的な人材育成の仕組みとして活用できるかを見極めましょう。
制度終了後も継続利用できる費用・機能か
助成期間中の導入費用だけでなく、その後の月額・年額利用料、アカウント追加費用、教材更新費、サポート費を含めて比較することが大切です。補助終了後にコストが負担となり、活用が定着しなければ導入効果を得にくくなります。
将来の受講者数、研修コンテンツ数、運用担当者の負荷も想定し、自社にとって過不足のない料金体系・機能かを確認しましょう。
よくある質問
Q.eラーニングだけでも人材開発支援助成金は使えますか?
A.対象のコース要件を満たせば、eラーニングのみの研修でも人材開発支援助成金の対象になり得ます。ただし訓練時間や受講管理などeラーニング特有の要件があるため、申請前に最新の支給要領で確認してください。
Q.助成金の審査中にLMSの契約をしてもよいですか?
A.制度によっては、交付決定前の契約・発注・支払いが対象外になる場合があります。審査中であっても、公式窓口に確認したうえで契約のタイミングを決めることをおすすめします。
Q.助成金が不採択だった場合、LMSの契約はどうなりますか?
A.不採択・不支給の可能性を見込んで、助成金なしでも実行できる予算で導入計画を立てておくと安心です。契約前に、不採択時の解約・減額条件をLMS事業者に確認しておきましょう。
Q.助成金の申請は自社で行う必要がありますか?
A.自社で申請することもできますが、雇用・労務の要件を含む制度では社会保険労務士に相談する選択肢もあります。最終的な制度の利用可否は、所管官庁や自治体の公式窓口の案内に沿って判断してください。
eラーニング導入ならWisdomBase
WisdomBaseでは、動画や資料、テスト、アンケートなどの研修コンテンツと、受講履歴や修了状況を一元管理できます。社内研修をオンライン化し、受講状況を管理画面で確認できます。受講履歴や修了状況はCSVで出力でき、助成金の実績報告に使う記録の整理にも使えます。
集合研修とeラーニングを組み合わせた研修設計や、部署・役職ごとの受講管理、理解度確認も同じ画面で行えます。
ただし、WisdomBaseの導入費用などが助成金・補助金の対象になるかは、利用する制度、申請者の条件、導入内容によって異なります。契約・発注前に、各制度の最新情報、対象経費、対象ツールの条件、公式窓口の案内を確認してください。
WisdomBaseのより詳しい機能や導入事例の資料を無料でご用意しています。「自社が使える制度に合う形でLMSを選べているか確認したい」といったご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
助成金や補助金は、eラーニング導入時の費用負担を軽減するおすすめの手段です。ただし、制度によって対象者や対象経費、申請期限、必要書類などが異なるため、事前の確認が欠かせません。
まずは自社の研修目的や予算、導入スケジュールを整理し、活用できる制度を検討しましょう。
また、契約前に最新の公募要領を確認し、受講記録や支払記録などの証憑を準備することも重要です。助成金の活用だけを目的とせず、長期的に運用できるLMSを選び、研修効果の向上や継続的な人材育成につなげましょう。
気になる方は、こちらもフォローを。
X


