企業が成長する上で欠かせない社員の教育。近年その中でも、管理職研修の重要性が高まっています。管理職とになると、部下の育成やチームの目標設定、そしてそれらの管理職としての業務とプレイヤーとしての業務両立など、多くの能力を求められます。そのため、役職を与えられたあと壁にぶつかる管理職が増えています。緊急事態宣言下でリモートワークが多くなり、マネジメントの難易度が上がっている状況からも、管理職に必要な能力を育成するための管理職研修に、改めて注目が集まっています。
ビジネスYouTuberの中でも、YouTube講演家の第一人者・鴨頭嘉人さんや、キャリア論が人気のUtsuさんなどのチャンネルで、多くの管理職・リーダー向けの動画が支持をs詰めています。これから管理職になる社員には、意識を高めるきっかけとして、先ずはこういった動画を共有してみるのも良いかもしれません。
そして今回は、ニューノーマル時代の管理職研修に役立つオンラインテストサービスについてまとめました。試験に向けて勉強することで能力向上を図る、昇格試験として導入する、能力を測定し弱い点を強化するのに役立てるなど、様々な活用法が試せそうです。貴社にピッタリのテストが見つかる、手助けとなれば幸いです。
- 日経TEST
- Biz SCORE Basic
- 階層別テスト
- ビジネスマネージャー BasicTest
- 経営リテラシーテスト
- 選び方のポイント
- WisdomBaseなら、独自の問題作成・結果分析・研修用動画管理までシステムひとつで!
日経TEST
日経ビジネススクールが提供するオンラインテスト。
「基礎知識、実践知識、視野の広さ、知識を知恵にする力、知恵を活用する力」の5つの評価軸と「経営環境、企業戦略、会計・財務、法務・人事、マーケティング・販売、生産・テクノロジー」の6つの出題ジャンルから構成される問題を通して、「視野の広さ・視座の高さ・視点の鋭さ」を客観的に評価することができます。
全国一斉試験、テストセンターでの試験、企業・団体試験の3つの試験形態があり、状況に合わせて選ぶことが可能です。
こんな企業におすすめ
・幅広い知識をつけた人材を育てたい
・社員の情報感度を高めたい
・視野の広い社員を増やしたい
Biz SCORE Basic
株式会社ラーニングエージェンシーが提供するテスト。
「Planning&Control(仕事の計画力や進め方)」「Communication(コミュニケーション力)」「Thinking(思考力)」「Business Knowledge(ビジネスパーソンに必要な知識)」の4つの観点から出題された問題を通して、ビジネスの基礎能力を測ることができます。
90分で受験でき、1時間以内に受験シートがが届けられるスピードの速さも魅力のひとつです。また、事前の自己分析とテスト結果のギャップも数値化されるため、個人に合わせた研修プログラムの立案にも役立てられます。
こんな企業におすすめ
・スピード感を持って研修を進めたい
・自社に足りていない基礎スキルを見極めたい
・個々に適した研修プログラムを作りたい
階層別テスト
株式会社インソースが提供している、社員の階層別に「強み」や「課題」を判断するためのテスト。
若手・中堅・初級管理職・上級管理職の4つの階層に分けられています。初級・上級ともに「経営戦略・プロジェクトマネジメント力・人材マネジメント力・コストマネジメント力・リスクマネジメント力」の5分野から出題され、管理職として必要なスキルを洗い出すことができます。
2018年にサービス開始した新しいテストであり、 AIやディープランニング知識など、今注目の学習内容が問われるのもポイントのひとつです。
こんな企業におすすめ
・一般社員への試験・研修も同時に行いたい
・個人の課題だけでなく、階層別の課題も見つけたい
・現代に即した最新のテストを実施したい
ビジネスマネージャー BasicTest
東京商工会議所が提供する、マネージャー向けテスト。
ビジネスマネージャー検定で出題される、マネジメントに関する5つの分野における知識の習熟度をWEB上で診断できます。ビジネスマネージャー検定を受験する場合はもちろん、受験しない場合でもマネジメントに関する知識の得意分野と苦手分野を把握でき、管理職研修の一環として活用できるテストです。
24時間365日受けることができるのも、多忙な管理職向けの試験としてオススメできるポイントです。
こんな企業におすすめ
・マネジメントスキルを重点的に測りたい
・ビジネスマネージャー検定の受験も検討している
・管理職全員で一斉に同じ場所で試験を受けることが難しい
経営リテラシーテスト
サイコム・ブレインズ株式会社が提供するリテラシーテスト。
管理職として欠かせない知識である、経営知識を測ることができます。具体的には、「経営戦略、マーケティング、会計・財務、論理的思考」の4分野から出題され、それぞれの知識レベルを可視化することが可能です。各領域別に点数で評価され、個人はもちろん営業部・管理部など部門別にも、どの領域が弱いのか分析することができます。
こんな企業におすすめ
・経営知識に課題感を感じている・強化したい
・手間をかけることなく導入したい
・経営知識の中でも、部門別にどの分野が弱いのか検証したい
選び方のポイント
ここまで、5種類のテストを紹介してきました。最後に、選び方のポイントを解説します。
研修の目的を最初に明確にする
管理職に必要な知識やするべき研修は膨大な量があります。つい、あれもしたいこれもしたいとなってしまいますが、まずは今回の研修では何を強化したいのかを明確にし、ひとつずつ取り組むことが重要です。強化したいのが経営知識であれば経営リテラシーテストが良いでしょうし、マネジメントであればビジネスマネージャーBasicTestや階層別テストが良いでしょう。
もし、研修対象者が何を強化するべきか、個々人の弱みも含めてわからないという状況であれば、日経TESTやBiz SCORE Basicのような総合的なスキルを測るものから取り組むのが良いかもしれません。
社員が使いやすいサービスにする
いくらテストの内容が良いものであっても、使いにくいシステムの場合、社員にネガティブイメージを与えかねません。テストや研修を、ただ時間がとられるめんどくさいものだと思われないよう、できる限り簡単に使えるサービスを選びましょう。
選定の際には、デモ利用などで担当者様が実際に試験を受けてみて選ぶのがオススメです。また、Webテストに慣れていない方が多い職場の場合、システムの不具合が起きた際の緊急対応や、操作がわからない時などのサポート体制もチェックしておくと良いでしょう。
WisdomBaseなら、独自の問題作成・結果分析・研修用動画管理までシステムひとつで!
説明書ナシでも使いやすいオンライン研修システム、WisdomBase(ウィズダムベース)
貴社オリジナルのオンラインテストをSaaS型システムで導入。管理職研修の前段階として独自の指標を診断したい場合にも便利です。ユーザーデータをCSVファイルでエクスポートした上での結果分析や、eラーニングやZoom研修などのオンライン研修にも活用していただけるオールインワンシステムです。
運用・導入コストも抑えられるため、スモールスタートで始められるのも特徴です。また、運営会社の弊社シェアウィズには、お客様の様々なご要望にお応えできるITスタートアップ企業ならではの柔軟性・スピード感があります。
一般的なクラウドサービスではなく、事業会社さま及び代行会社さまの自社サイトセキュアな状態でシステム構築。貴社の資産として永続的にご利用いただけます。ご要望がありましたら些細なことでもお聞かせください。
お問い合わせはこちらからお気軽に😄