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【一挙紹介!】オンラインテストの問題形式【定番から最新まで総ざらい】

オンラインテストの問題形式

テストの問題形式には、様々なものがありますよね。特に近年では、動画を使った問題などコンピューター試験ならではの出題もあり、どれだけの種類があるの?と困惑されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、オンラインテストにおける問題形式を一挙に紹介いたします。この記事を読めば問題形式については一通り押さえることができる内容となっています。最近、試験作成の業務を任されることになり不安を抱えている方は、ぜひご参考ください。

回答方法別

前提として、問題形式の種類には、回答する方法によって分けられたものと、出題される問題がどんな形式で作られているのかで分けられたものがあります。

まずは、回答方法別の問題形式について見ていきます。

択一式

複数ある選択肢の中から、正しいもの、または間違っているものを一つを選ぶのが択一式。選択肢の数はいくつでも自由ですが、一般的には4択が用いられることが多いようです。

人気インテリYouTuberグループ・Quiz Knockが挑戦している「知識検定」でも4択の択一式問題がベースとなっているようです。やはり、様々な問題形式の中でポピュラーさは断トツですね!

択多式

選択肢の中から、正しいものを複数選ぶのが択多式です。選択肢全てについて、これは正しいのかを判断する必要があるため、択一式に比べて難易度が高いのが特徴です。大学の入試問題などでは、合否ラインを分けるポイントになることも。

大半の人が選択するような基本的な選択肢と、理解度が高くなければ選択しないような選択肢を用意しておくなど、工夫次第で一問で複数問分の能力を測ることができます。

正誤選択式

正誤選択式は、提示された問題に対して正しいのか誤っているのかを判断する形式です。2択であるため、勘でも正答を出せやすく比較的難易度の低い問題形式と言えます。

所謂「まるばつクイズ」として子どもの頃から親しみのある方も多いのではないでしょうか。

並び替え形式

複数の事象を正しく並び替える問題形式です。理科実験の手順や歴史上で起きた出来事など時系列や順序を問う問題、国の面積や人口などの大きさを問う問題に適しています。

並び替え形式

全てを正しく並び替えられた場合のみ点数を加算する場合が多い印象ですが、部分点を導入するのも良いでしょう。

組み合わせ形式

2つのジャンルの項目から正しく対応するものを選ぶタイプの問題形式です。国名と人口や、英単語と意味など様々な分野で使われている形式です。

組み合わせ形式

記述式

記述式問題では、問われている内容に対して自分で答えを記述していきます。単語で答える場合、短文で答える場合、長文で答える場合の3パターンが一般的なテストでよく見られます。文章で答える場合は特に、これまで紹介してきたような選択形式に比べ採点が難しく煩雑になることが多いです。しかし、その分受験者それぞれ異なった独自の回答を得ることができます。

また、当てずっぽうで当たるということが選択形式に比べて少ないので、正しく能力を測ることができる問題形式と言えるでしょう。

口述式

回答を画面上で入力・選択するのではなく口頭で答えるタイプの問題形式で、試験官も口頭で問題を出すのが一般的です。

司法試験などの国家資格で使われることが多く、こちらの難関国家資格試験についての解説動画でも数多くの試験に口述試験があることが説明されています。

自分の言葉で話す試験となるため、高い理解力を試したい場合や外国語のスピーキング試験などにも適しています。

オンラインで実施する場合は、試験官がweb会議ツールなどを使い試験するのが最も導入しやすい方法でしょう。

外部関係者も含め、複数人で採点したい場合、受験者が口述する様子を撮影した動画を見ながら、解答を確認する方法もあります。

座標指定式

座標指定問題では、地図上の位置を指定して回答します。地図を使うため、地理や歴史関連の試験で使われるのが一般的です。

問題自体の難易度を変えなくても、位置指定をどこまで厳密にするかで難易度を調整することもできます。近しい位置を回答できた人ほど配点を高くするというのも良いでしょう。

ファイル提出式

何か成果物を提出してもらい、その内容を採点する方式です。プログラミングやデザインなど一般的な試験で測れる知識だけでは不十分なスキルを測る場合は、ペーパーテストと併せてこの形式も利用するのがオススメです。

出題方法別

文章問題

「大阪府の特産物を下の選択肢の中から全て選びなさい」のような最も一般的な文章のみで作られた問題形式。後述のように様々な出題形式がありますが、問題作成のしやすさはこの形式が一番です。

穴埋め問題

穴埋め問題は問題として提示された文章の抜けている部分を埋めていく問題です。脳トレゲームなどでもよく出題される、クロスワードパズルもその一種といえます。

オンラインテストの場合、用意された選択肢からドラッグ&ドロップで埋めていき文章を完成させる形式が多いようです。難易度を上げたい場合は、穴埋め部分を記述式とするのも良いでしょう。

リスニング問題

リスニング問題では、音声で得た情報を基に問題を解いていきます。一般的には外国語の試験で使われることが多いです。語学において文章を読む力と会話を聞く力は全く別物ですので、できれば併用して出題のがオススメです。

画像問題

画像の状況を文章で表現する英作文の問題などで使われることが多い、画像問題。英作文の能力はもちろん、状況を的確に把握する力も測ることが可能です。

他にも、観光地や人物を見て名前を答えたり、文字ベースでの知識だけでなく実際の顔や景色と結びついた深い知識がついているかを確かめることができます。

色彩検定など、色の区別が重要になる試験にも必須になります。

動画問題

動画問題は動画を見て問題を解いていくオンラインテストならではの問題です。測れる能力や使用に適した問題ジャンルは概ね画像と同じですが、特に英作文の場合は画像以上に難易度の高いものとなるでしょう。

大人気のキッズYouTuber、ひまわりチャンネルでも過去の動画を見て問題が出題される、コアファン向けのクイズ動画が話題になりました。

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