オンライン試験マガジン

オンライン試験マガジンは、IBTや試験の運用法などオンラインテストに関するノウハウや最新情報を発信するWebメディアです。試験に強いLMSであるWisdomBaseを提供している株式会社シェアウィズが運営しています。

昇格試験に落ちたとき、どう立ち直る?モチベーションを回復する考え方

昇進試験に落ちた…モチベーションを上げる方法とは?

社会人で挑戦する重要な試験、昇進試験をはじめ資格試験など、何にせよ試験に落ちるのは悲しいですし、モチベーションが下がってしまうこともありますよね。

この記事ではそんな人に向けて、モチベーションを上げるために起こすべき行動はもちろん、モチベーション向上におすすめの本・言葉・音楽と幅広く紹介しています。ぜひ最後まで読んで、あなたのモチベーション回復にお役立てください!

【関連記事】

wisdombase.share-wis.com

wisdombase.share-wis.com

昇格試験に落ちてしまったとき、まず知っておきたいこと

昇格試験に落ちると、どうしても「自分には向いていなかったのかも」と感じてしまいますよね。

しかし、実際には1回目で合格する人の方が少ないという声もあります。

人事コンサルタントや研修担当者の間では、「1回目の昇格試験で合格する人は全体の2〜3割程度で、2回目・3回目で合格するケースが多い」といわれています。
昇格試験は知識やスキルだけでなく、評価のタイミングや組織のバランス、ポストの空き状況といった外的要因にも影響されます。そのため、「落ちた=実力不足」とは限らないのです。

また、昇格試験の評価には「業務実績」だけでなく、「リーダーとしての姿勢」「チームに与える影響力」といった定性的な観点も含まれます。

上司や面接官の評価軸と、自分の自己評価が少しずれているだけでも結果に差が出ることがあります。

落ちたときはショックを受けるのが当然ですが、まずは一呼吸おいて
「今回はタイミングや評価軸が合わなかっただけかもしれない」
と冷静に考えてみましょう。

不合格という結果は、「自分を見つめ直す時間を与えられた」とも捉えられます。

「落ちた経験があったからこそ、次は冷静に挑めた」
「一度悔しさを味わったことで、努力の方向が明確になった」

という声も少なくありません。

焦らず、今回の結果を“次への準備期間”として活かしましょう。

モチベーションが下がるのは自然なこと

昇格試験に落ちた直後は、どんなに前向きな人でも気持ちが沈むもの。努力を続けてきたからこそ、結果が伴わなかったときの落ち込みは大きいでしょう。

しかし、モチベーションが下がるのは「自然な反応」です。それは、あなたが本気で取り組んできた証拠でもあります。

実は、何かを負荷をかけて頑張った場合には、その後のモチベーションが低下することが心理学的な実験で証明されているのです。

その実験を行ったのは心理学者のロイ・バウマイスター博士。

実験では、感情を抑制したり考えたくないことを考えたりと心的負担の大きい行動を被験者に課した場合、その後ダイエットをやめてしまったり力のいる仕事をすぐ投げ出してしまったりと、モチベーションが下がったと見られる行動を起こすというデータが得られたそうです。

「頑張ったのにやる気が出ない」「何も手につかない」という状態は、怠けているのではなく、心と脳が回復を必要としているサインかもしれません。

無理に「次こそは!」とすぐ立ち上がるよりも、いったん仕事や試験勉強から離れて、気持ちをリセットする時間を取ってみましょう。

落ち込んだ心を立て直す4つのステップ

モチベーションを回復させるためには、焦らず段階を踏むことが大切です。

「もう一度頑張ろう」と自然に思えるようになるまでには、少し時間がかかります。ここでは、昇格試験に落ちた後の心を整えるための5つのステップを紹介します。

1.まずは休む

最初に説明した通り、モチベーションが下がる理由のひとつとして心的な負担があります。もしかしたらあなたのモチベーションの低下にもそれが関係しているのかも。

 モチベーション回復のためにも一度ゆっくり休んでみるのもいいかもしれません。これまで昇進試験に向けて休日も勉強していたのであれば、次の休日は仕事のことを一切合切忘れて趣味に打ち込む・家族とゆっくりするなどしてみましょう。

2. 友人と話したり、自分の気持ちを書き出してみる

友人に話したり書き出したりすることで自分の気持ちを整理するのもよいでしょう。
そうしているうちに心のモヤモヤや悔しさが溶けていくように無くなることも。気持ちを吐き出してすっきりすれば、その心の余白にまたやる気が湧き上がってくることでしょう。

3. 「なぜ昇格したかったのか」を思い出す

試験の結果に気持ちを引きずられると、本来の目的を見失いがちです。「どうして昇格したかったのか?」をもう一度思い出してみましょう。

たとえば、

  • チームをより良くしたい
  • 給与を上げて家族を安心させたい
  • 新しいプロジェクトに挑戦したい

どんな理由でも構いません。原点を思い出すことで、「自分は何のために努力していたのか」が明確になります。それが再び前を向くための強いエネルギーに変わります。

4. 小さな成功体験を積み、自信を取り戻す

気持ちが沈んだままだと「自分は何をやってもダメだ」と感じてしまうことがあります。

そんなときは、日常の中で“小さな成功”を積み重ね”ることが効果的です。

  • 1日の仕事を定時までに終える
  • 苦手だった上司に自分から報告する
  • 新しい業務にチャレンジしてみる

どんなに些細なことでも構いません。

「できた」という感覚が少しずつ自信を回復させてくれます。
自信が戻れば、次の試験に向けての準備も自然と進められるようになります。

読むと前向きになれる本・言葉・音楽

落ち込んだときこそ、自分の内側に力を与えてくれる“言葉や作品”に触れることが大切です。

ここでは、昇格試験に落ちたあとに心を立て直すのに役立つ本・名言・音楽を紹介します。どれも多くの人が「読んで(聴いて)前向きになれた」という声のある定番の名作ばかりです。

読むとモチベーションが上がる本

ここからはモチベーションを上げるためのコンテンツを紹介していきます。まずは本から!理論的なものから自伝まで幅広くピックアップしました!

自分の中に毒を持て

人気ビジネス系YouTuber・マコなり社長が強く影響を受けたとよく話されていることでも話題の一冊。

 

著者の岡本太郎さんは『太陽の塔』などの作品で有名な芸術家です。前衛的な作品を多く残し、芸術を追い求め続けた彼の激しく力を持った言葉に、自分の人生と向き合い、もう一度昇進試験に向けて頑張るための気力をもらえるような本です。

図解モチベーション大百科

スタンフォード大学・コロンビア大学・ペンシルバニア大学など様々な有名大学で行われた100の心理実験が図解で解説されている本。 

この中で自分に活用できそうなものを試してみるとモチベーションも回復するかもしれません。また、自分のモチベーション管理だけでなく、部下や後輩のマネジメントにも活用することができる一石二鳥の一冊です。昇進試験に合格したあとも役立てられますね。

96歳の大学生

 妻を介護しながら96歳で近畿大学法学部に入学された歌川豊国さんの著作。

年を重ねても挑戦する気持ちや学びに対する意欲を無くさず、大学入学まで果たされた歌川さんの人生を通じて、あなたもくじけずに昇進試験に再挑戦するための元気をもらえるはず。

 モチベーションを上げられるだけでなく、日露戦争や米騒動など教科書の出来事の体験談が知れるのもこの本の面白いところです。

挫折を愛する

 テニス選手としてソウル五輪やバルセロナ五輪に出場するなど活躍後、現在も選手の育成やスポーツキャスターとしてテニス界を盛り上げる松岡修造さんの著書。

 自分も挫折を経験し、その後も選手育成の中で様々な人の挫折を見てきた彼が挫折から学んだ方法や立ち直る方法を著しています。

 まさに今挫折したばかりのあなただからこそ、この本から多くのものを得られることでしょう。

モチベーションが上がる言葉

 続いて紹介するのは、モチベーションが上がる偉人たちの名言。素敵な言葉に触れて、モチベーションを取り戻しましょう。

「自分でこんな人間だと思ってしまえば、それだけの人間にしかなれないのです」

まずひとつ目は、”三重苦”で知られるヘレン・ケラーの言葉。

 彼女は、2歳の時に病気により耳が聞こえない・目が見えない・喋れないという状態になってしまいますが、彼女生来の自立心を武器に家庭教師であるアン・サリヴァンの支援を受けつつその障害を克服。社会事業家として障害者教育の発展に尽くしただけでなく著書も数多く出版しました。

 そんな彼女だからこそ、この言葉にも重みが出ますね。自分の可能性を自ら狭めず挑戦することを促してくれるような言葉です。

「あなたが転んでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ」

 米国第16代大統領であるエイブラハム・リンカン。彼は正規の学校教育をほとんど受けず自学自習で勉強していたそう。その後川舟乗りや測量技師を経たあとイリノイ州下院議員となり政治家としてのキャリアをスタート。52歳で大統領に就任しました。

 南北戦争による米国の分裂を防いだとして今でも米国で人気の高いリンカンですが、その影には地道な努力があったのですね。大統領就任以前も以後もたくさんの苦労があったであろうリンカンのこの言葉は、前を向く勇気を与えてくれます。昇進試験の合格に向けて立ち上がりましょう。

「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た。」

 アイルランドの牧師であるフレデリック・ラングブリッジが著した『不滅の歌』の中の言葉。

 荒木飛呂彦さんの作品である『ジョジョの奇妙な冒険』で引用されているそうなので、耳にしたことのある方も多いかも知れません。

 同じ立場や状況であっても、見方を変えれば世界は変わるというメッセージ性の強い言葉ですね。あなたも泥ではなく星を見るように見方を変えてみると、昇進試験に落ちて沈んでいる気持ちが明るくなるかも知れません。

 聴くとモチベーションが上がる曲

 続いて紹介するのはモチベーションを上げるための音楽。音楽の力を借りてモチベーションを上げていきましょう!

 終わりなき旅/Mr.Children

 1曲目はMr.Childrenの名曲。

 1998年に発売された古い曲ではあるものの、現在も多くの人に愛されている楽曲です。また、サッカー選手の長谷部誠さんが試合前に聴くと決めているなどスポーツ選手にもパワーを与えています。

 新しいステップを踏み出すための勇気をもらえる歌詞にきっとあなたも昇進試験に再チャレンジする元気をもらえるはず。

あとひとつ/FUNKY MONKEY BABYS

 続いてはFUNKY MONKEY BABYSの楽曲。

 第92回高校野球の応援ソングに選ばれたり、CDジャケットやMVに東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍する田中将大選手が起用されたりと野球応援ソングの定番とも言える曲です。

 タイトルにもあるように、あとひとつの挑戦で昇格という願いが叶うかもと未来に希望を持たせてくれます。

 やってみよう/WANIMA

 3曲目は人気CM・auの三太郎シリーズでも使われた楽曲であるWANIMAの『やってみよう』

 こちらの楽曲はなんとイギリス民謡のカバーなんだとか。

 何度も繰り返される「やってみよう」という言葉を聴いているうちにもう一度昇進試験に挑戦する元気が湧いてくるかも…!? 

 負けないで/ZARD

 最後に紹介するのは、ZARDの名曲。

先日放送された24時間テレビでも毎年恒例のように歌われていますし、日本人なら誰でも知っている定番ソングですね。

 「負けないでもう少し最後まで走り抜けて」という歌詞にもあるように最後まで昇進試験に向けて走り抜こうという気持ちが湧いてくるはすです。

 

再挑戦に向けてできること

気持ちが落ち着き、もう一度前を向けるようになったら、次は「再挑戦に向けた準備」を始めましょう。

前回の結果を「データ」として分析する

昇格試験の評価は、単なる点数や順位だけではなく、上司や面接官のコメントなど定性的な情報も重要です。

  • どんな質問で詰まったか
  • 上司からどんなフィードバックを受けたか
  • 論文や面接で伝えきれなかった点は何か

これらを振り返り、改善点を明確にしましょう。

「落ちた原因」を感情的にとらえるのではなく、再挑戦のための材料として分析することが、合格への第一歩です。

【関連記事】

wisdombase.share-wis.com

 面接・小論文・自己評価の改善点を洗い出す

昇格試験では、知識よりも「思考力」や「リーダーシップ」が問われるケースが増えています。
たとえば、

  • 小論文で“組織視点”を十分に盛り込めなかった
  • 面接で「課題への具体策」を曖昧に答えてしまった
  • 自己評価が抽象的で、成果の再現性を示せなかった

こうした課題を自覚できれば、次の試験での修正が可能です。
面接官や上司が求める「組織全体を見渡せる視点」を意識しながら、再現性のある行動・成果を整理しておきましょう。

上司や人事と振り返り面談を行う

自分だけで考えるよりも、第三者の視点を取り入れると改善点がより明確になります。

上司や人事担当者に「今回の評価で足りなかった点」「次に期待されていること」を確認してみましょう。素直に聞く姿勢を見せることで、「次のチャンスでは成長している」と評価されるケースもあります。

面談後は、アドバイスをメモに残し、「改善計画」として可視化すると効果的です。

次回試験までの行動計画を立てる

再挑戦に向けては、“いつまでに何をするか”を決めることが重要です。

  • 3か月以内:不足していたスキルの学習
  • 半年以内:改善点に基づいた成果を現場で出す
  • 1年以内:昇格試験の再受験

このようにスケジュールを区切り、進捗を定期的に確認することで、モチベーションを維持できます。小さな達成感を積み重ねながら、「次こそ合格する」という意識を高めていきましょう。

同じ目標を持つ仲間と情報交換する

昇格試験は個人戦のように見えますが、実は“学びの共有”が大きな力になります。

同僚や先輩と「どう準備したか」「どんな質問が出たか」を話すことで、具体的な対策が見えてきます。仲間の成功体験を聞くことで、再挑戦への意欲がさらに高まるはずです。

孤独に頑張るよりも、一緒に成長を目指す仲間を持つことが、モチベーション維持の近道です。

 昇進試験の実施にも、WisdomBase(ウィズダムベース)

WisdomBaseなら、昇進試験などの社内試験はもちろん、試験前の研修もシームレスに行うことができます。

 WisdomBaseでは以下の機能が利用可能です。

  • オンライン上で社内試験ができる環境構築
  • システム内で問題作成や課題の提出、採点などが可能
  • 面接の場合は、Zoomでのオンライン面談を設定
  • 社内試験のほか、社員研修や情報共有のためのeラーニングにも活用できる
  • 試験結果をCSV出力できるので、データ分析に利用可能

WisdomBaseがひとつあれば、あれこれ複数のシステムを導入する必要もありません。

一般的なクラウドサービスではなく、事業会社さま及び代行会社さまの自社サイトセキュアな状態でシステム構築。貴社の資産として永続的にご利用いただけます。ご要望がありましたら些細なことでもお聞かせください。お問い合わせはお気軽に😀

wisdombase.share-wis.com

まとめ

昇格試験に落ちると、悔しさや落ち込みを感じるのは当然です。
でも、不合格は失敗ではなく「次に進むための経験」。

昇格試験では、1回目で合格する人よりも、2回目・3回目で合格する人のほうが多いという声もあります。大切なのは、「落ちたこと」よりも「そこから何を学ぶか」です。

焦らず休んで気持ちを整え、原因を整理し、次の試験に向けた行動を少しずつ始めていきましょう。
本や音楽、言葉の力を借りて前向きな気持ちを取り戻せば、また挑戦する力が自然と湧いてきます。

一度の不合格は、あなたを止めるものではなく、成長を加速させるチャンスです。
この経験を糧に、次は自分らしい形で合格をつかみ取りましょう。