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【管理職必見】健康経営とウェルビーイングとは【徹底解説】

健康経営・ウェルビーイング

2016年、経済産業省が「健康経営優良法人認定制度」を開始し、今年からはそれぞれの企業の取り組みを数値化し公表することが決定されるなど、政府肝煎りで推進されてきた健康経営と、その進化系のようなウェルビーイング。

Z世代を中心に、優良企業を見極める際に健康経営・SDGsなどの業績以外の事柄がモノサシとされるようになっていることもあり、2つとも現在注目を集めている概念です。

今回は健康経営とウェルビーイングの定義から企業の取り組み事例まで紹介していきます。

 健康経営とは

アメリカの経営心理学者、ロバート・H・ローゼンが2012年に著した『The Healthy Company』にて提唱されたのが始まりとされる概念です。

経済産業省によると、「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること、と定義されています。

つまり、生産性の向上や高いモチベーションの維持、ひいては業績の向上を目的に、企業主導での従業員の健康を守っていく取り組みと考えておけばよいでしょう。

ここでいう健康には、身体的な健康はもちろんですが心の健康も含まれます。

日本健康経営公式アカウントによるYouTubeでの情報発信も行われています。健康経営についてもっと深く勉強したい方はこちらもご覧ください。

ウェルビーイングとは

ウェルビーイングは、冒頭でも述べたように健康経営が発展したようなものと考えて頂いて問題ないでしょう。健康経営には欠かせない要素であった身体的・精神的に健康であることに加えて社会的にも満たされた状態を指します。

先程、健康経営が発展したようなものと紹介しましたが、実は歴史はウェルビーイングの方が古く、1946年のWHO憲章草案における「健康」を定義する記述の中で用いられたのが始まりです。

現在のWHO憲章の中で「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態(well-being)にあることをいいます。(日本WHO協会:訳)」と書かれています。

 SDGsの目標の一つにも”GOOD HEALTH AND WELL-BEING”とウェルビーイングが掲げられており、世界全体で注目されている概念でもあります。

ウェルビーイングの5要素

「身体的・精神的・社会的に満たされているって、どういうこと?」これまでの解説で、そう疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

ウェルビーイングには5つの要素があり、何が満たされることで実現できるのか述べられています。ここからは、その5つの要素を1つずつ解説していきます。

キャリア ウェルビーイング

自分の人生のキャリアに関する幸福。

ここでいうキャリアとは、仕事だけでなく趣味やボランティアでの活動・子育てなど生き方とも言えるような広義の意味でのキャリアを指します。

ソーシャル ウェルビーイング

人間関係における幸福。

大きなトラブルや問題がないことを前提として、信頼と愛情で結ばれた深い関係性を築けているかがポイントです。

ファイナンシャル ウェルビーイング

経済的な幸福。

生きるためだけでなく人として豊かに生活できる収入を得る手段を持っているのか、自分の資産を自らで管理できる状態であるかが基準のひとつとなります。

フィジカル ウェルビーイング

身体的・精神的幸福。

心身ともに健康な状態であることを指します。この要素は健康経営でも重視されており、フィジカル ウェルビーイングを目指していくこと≒健康経営と捉えても差し支えないでしょう。

コミュニティ ウェルビーイング

コミュニティで良い関係性を築けていることで実現する幸福。

ここでいうコミュニティは趣味でも地域コミュニティでも会社でも種類は問いませんが、企業として取り組む場合、社内の人間関係に関する取り組みがなされるのが一般的です。

ウェルビーイングや健康経営が注目される理由

精神的な健康への注目の高まり

精神疾患での労災請求・認定は増加の一途を辿っています。

うつ病や、昨今では女優の深田恭子さんも発症されている適応障害など、ストレスにより引き起こされる病は社会問題ともなっており、ストレス社会への対応は企業にとっても大きな課題と言えるでしょう。

この課題解決をしていくためにも、ウェルビーイングや健康経営が注目されているのです。

人材確保のため

転職が当たり前となったことによる人材の流動化の加速。少子高齢化による労働人口の減少。このような状況下で、優秀な人材を採用すること、そして長く働いてもらうことは難しくなっています。そのため、健康経営やウェルビーイングに取り組むことで従業員の満足度を上げ定着率を上げていく必要があるのです。

また、働く企業を選ぶ上でも、働きやすさや自分らしく働ける環境であるかを重視する人が増えてきています。このような人たちに対しても、健康経営・ウェルビーイングは良いアピールポイントとなるはずです。

このような背景があり、人材確保に悩みを抱える企業からも注目を集めてます。

企業の取り組み事例

最後に、健康経営・ウェルビーイングへ取り組む企業の事例を紹介します。社内導入を検討する際の参考になれば幸いです。

イトーキ

在宅勤務が快適になると話題のオフィスチェアを販売するイトーキ。

youtu.be

ウェルビーイングに関しても様々な施策を行っています。

ウェルビーイングを意識したオフィス設計

イトーキの本社オフィスである「ITOKI TOKYO XORK」は、同僚とのコミュニケーションのしやすさと、一人で集中でき、生産性を向上させられる環境を両立したオフィスとなっています。

ウェルビーイングな状態で働ける空間であることの証明として「WELL認証・ゴールド(インテリア)」も取得しています。

12のテーマから成る健康経営宣言

保険スタッフの常駐のような一般的なものから、運動報奨金のような独自の施策まで幅広く健康のための取り組みが決められています。

ローソン

社長の竹増貞信氏が自らCHO(チーフ・ヘルス・オフィサー)となり、社長直轄組織の「ローソングループ健康推進センター」を設置。様々な健康経営を推進しています。

健康診断結果にKPIを設定

「肥満」、「血圧」、「肝機能」、「脂質」、「血糖」、「喫煙」の6項目にKPIを設定して健康診断を実施しています。

健康白書の作成

社員の健康状態、健康推進に関する取り組みとその結果が白書としてまとめられ、どのような施策が効果的であったのか数値分析が行われています。

この白書は一般公開もされており、こちらのURLより見ることができます。自社での健康経営強化にも役立つのではないでしょうか。

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