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入学取消の瞬間!? カンニング24時 【医学部入試編】

医学部入試のカンニング24時

「病気で苦しむ人を一人でも救いたい」といった高い志で医師を目指す人は少なくありませんが、その道は険しいことで知られています。大学の医学部で6年間の教育を受けたのちに医師国家試験に合格する必要があり、さらにそこから2年以上の臨床研修医としての経験を積まなければなりません。

医師になる最初の難関となるのが医学部への入学試験ですが、「なんとしてでも医師になりたい!」と思うがあまり、カンニングへの誘惑と戦っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、医学部入試でカンニングがバレたらどうなるのか、どのようなカンニング対策が取られているのかを調べてみました!

※ 医師国家試験のカンニング事例はこちらからご覧いただけます。

医学部入試とは?

まずは医学部入試について、概要を押さえておきましょう。

医学部入試の現状

医学部の入学定員は、2008年(平成20年)以降、「地域枠」の増員を中心に過去最大規模まで増やされてきました。しかし2022年(令和4年)以降については、医師の需給バランスや働き方改革、医師偏在の状況などを考慮しつつ、将来的には減員に向けて検討していくと方針が示されています。

医学部は全国で約40の国公立大学、約30の私立大学にもあり、それぞれ選抜方式が異なります。

国公立大学医学部入試の特徴

近年国公立大学の医学部入試においては、一般選抜に加えて総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型選抜を採用する大学が増えてきました。受験生本人の志望理由書を求めるなど、人物を評価する動きも進んでいます。

一般選抜では、後期日程を廃して、前期日程に一本化する動きが加速しています。従来のように前期で一校、後期で一校の複数受験が難しくなり、国公立の医学部を目指すなら前期一発勝負になりがちです。入試そのものは大学入学共通テスト(以下共通テスト)と各大学が独自に実施する2次試験を受験し、2次試験には面接が含まれるのが一般的です。

私立大学医学部入試の特徴

対して私立大学は、入試の多様化が顕著です。これまでは入学のチャンスは一般選抜1回のみが定番でしたが、近年は大学入学共通テストを利用したり、I期・II期と2回試験を実施したりする大学も増えています。

私立大学の医学部入試は、大学ごとに出題傾向に特徴があります。例えば昭和大学医学部では原子に関する問題が出題される傾向がある、東邦大では英語の試験に医療系の論文の出題が多いなど、個別に対策しておかなければ不利になるかもしれません。私立大学の医学部を目指すなら、早めに志望校を決めたうえで対策を取ることが大切です。

なお、国公立大学と私立大学の医学部入試の違いは、こちらの動画が参考になるので興味のある方はご覧になってみてください。

医学部入試でカンニングがバレたらどうなる!?

医師を目指す人がカンニングなんて!と思うかもしれません。しかし、過去には横浜市立大学医学部で、実技試験の前夜に学生が試験会場に忍び込んで試験問題を撮影し、受験する4年生95人全員に送信するという事件がありました。「試験が不安だった」と理由を述べたそうですが、入学したからといって必ずしも医師になれるとは限らない医学部生の追い詰められた精神状態がうかがえますね。

結果的にカンニングを主導した4年生2人と撮影した3年生2人は停学3か月とされるなど、複数の学生に処分が下されたようです。停学となると出席日数が足りずに留年が確定するでしょうから、決して軽い処分ではないそうです。しかし正直、不正を働くような人物は医者になってほしくない、退学でもいいのでは…と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。

上記は入学後の試験でのカンニング事件でしたが、実際の医学部入試での対応については以下のような記載が見られます。

不正行為を行った場合は、その場で受験の中止と退室を指示され、それ以降の受験はできなくなります。また、受験した大学共通テストの全ての教科・科目の成績を無効とします。(大学入学共通テスト令和4年度受験案内)

不正行為となった場合は、それ以降の受験はできません。また、既に受験した試験の成績もすべて無効となります。(東京医科大学2021年度一般選抜学生募集要項)

共通テストでも東京医科大学でも、カンニングがバレたら、受験中の科目はもちろん、それまで受験済みの教科・科目のすべてが無効となってしまいます。他の大学も、ほぼ同じ対応を取っていると考えるのが自然でしょう。

たとえ他の教科が満点に近い点数であっても、すべてが台無しになってしまうことを考えると、やはりカンニングは百害あって一利もありませんね。

国公立大学医学部入試のカンニング対策

国公立大学医学部の入試で多く採用されている共通テストでは、以下のような行為を禁止することで、カンニング対策が取られています。

  • 志願票や受験票、解答用紙へ本人以外の写真を貼る
  • 本人以外の氏名や受験番号を記入する
  • 配布された問題冊子の試験時間終了前の持ち出し
  • 定規やコンパス、電卓、そろばん、グラフ用紙などの補助具の使用
  • 携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル端末、電子辞書、ICレコーダーナドノ電子機器類の使用

上記のような行為が禁止されているのに加え、試験会場には1つの教室に最低2名の試験監督者が配置されるのが一般的です。例えば広島大学では、学部によって若干の違いはあるようですが、基本的には1試験室に最低2名、50名を超える場合は志願者25名あたり1名の監督者を配置するとしています。

国公立大学の入学試験では、2011年の京都大学の2次試験において、受験生がインターネット掲示板に試験問題を流出させて解答を得る事件が発生しました。医学部入試ではなかったようですが、それ以来多くの大学でカンニング対策が強化されたといわれています。

実際京都大学では事件を受けて、「時代の変化に応じた改善が必要」とし、試験会場の環境整備や監督体制の見直し、会場周辺の強化、受験者に対する不正行為に関する事項についての周知徹底を図ったようです。

ただし、「受験者の良心・倫理観に期待する」との基本方針が根底にあることに違いはないともしており、それはどの国公立大学も同じではないでしょうか。命を扱う医師を目指す受験者としても、正しい倫理観に基づいて行動したいものです。

私立大学医学部入試のカンニング対策

私立大学医学部入試に関しても、基本的には共通テストと似た対策が取られているようです。例えば東京医科大学医学部医学科の2021年度一般選抜・共通テスト利用選抜の学生募集要項には、以下のような行為が「不正行為」として挙げられています。

  •  解答用紙に本人以外の氏名・受験番号を記入する
  • 試験の教科・科目に関係するメモやコピーなどを机上などに置いたり見たりする
  • 配布された問題冊子の試験時間終了前の持ち出し
  • 定規やコンパス、電卓、そろばん、グラフ用紙などの補助具の使用(必ずかばんなどにしまうこと)

そのほか注意事項として、「スマートフォン、ウェアラブル端末や音の出る機器類は、試験会場に入る前に電源を切ってかばんなどに入れる」ようにも指示されています。

京大のカンニング事件の直後は、電源を切った携帯電話を封筒に入れて封をして机上に置かせるなど厳重なカンニング対策をした大学もあるようですが、今ではそこまで厳しい対応をしているところはないようです。

また、私立大学の入学試験でも、試験会場には当然試験監督者も配置されています。受験者がトイレに立つときなどの対応を考えると、国立大学の入学試験と同様に、1教室につき最低でも2名配置されていると考えるのが妥当でしょう。

カンニングがバレてしまうと、医師になるどころかその後の人生を棒に振ることになります。入学試験は毎年行われるものであり、今年手が届かなければ来年、また再来年と受験機会を得られます。医学部入試には、今の実力で正々堂々と挑みましょう!

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