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【最新カンニング対策研究】 漢検CBTのカンニング対策って?

漢検CBTのカンニング対策

文系の検定として、英検と双璧を成す漢検。そんな漢検では、2002年からCBT試験が行われています。今回のオンラインテストマガジンでは、CBTでの試験開始から20年目を記念して!?(勝手に笑)漢検CBTの概要からカンニング対策までを一挙にご紹介します。

以前英検S-CBTのカンニング対策について解説した記事もございます。英検にも興味のある方はこちらの記事もご一読ください。

 漢検CBTって?

まずは漢検CBT自体についてご紹介します。

漢検CBTは、2002年より開始された漢検のコンピューター試験です。CBTで受けられるのは7級から2級までで、8〜10級・準1級・1級は会場受験のみとなっています。会場受験との違いとしては、受験可能日が多いこと・結果が出るまでの期間が短いことが上げられます。

忙しいビジネスパーソンにとっては、格段に受験がしやすくなり嬉しい限りですね。

試験の実施日・受験会場

会場受験の場合は試験が受けられるのは年3回の検定日のみ。しかし、漢検CBTの場合は会場によりますが、年末年始以外はほぼ毎日のように開催されています。1日のうちに複数回試験が行われている日もあり、予定の合わせやすさはピカイチと言えるでしょう。

受験場所は全国47都道府県に設置された150以上のテスト会場から選べます。会場が多いのも受験者としては助かるポイントですね。

読み問題はキーボード入力

コンピューターテストですので、読み問題の解答はキーボードで入力できます。PC操作に慣れている人の場合は手書きよりもキーボード入力の方が早く入力ができ、試験を早く終えられるのもメリットです。

書き問題は試験専用のタブレットとペンを使用

書き問題は、試験用に用意されたタブレットとペンを使用してて手書きで書いていきます。PBT(Paper Based Testing : 紙の試験)と違う点は、文字をPBTに比べて大きく書かなくてはいけない点。また、タブレットに文字を書いて画面に反映されるまでに、1秒弱のタイムラグがあります。焦らず落ち着いてゆっくり受けるようにすると良いでしょう。

途中退出もOK

問題をすべて解き終わった場合は、その時点で退出することも可能です。もちろん再入場はできませんが、会場受験のように終わっているのに時間いっぱい待つ必要がないというのは、効率がよく大きなメリットですね。

漢検でカンニングするとどうなる?

漢検の公式規定によると、

  • 検定開始前に問題用紙・答案用紙に手を触れる行為
  • 携帯電話やその他電子機器類の使用
  • 参考書、問題集などの閲覧
  • 荷物に手を触れる行為
  • 監督者の指示に従わない行為

などの不正行為を行った場合、退場・失格となる場合もあるそうです。更に悪質な場合は今後の受験資格がなくなることも!

漢検CBTのカンニング対策

ここからは、本題である漢検CBTのカンニング対策について解説いたします。

受付での本人確認

試験会場に到着したら、替え玉受験防止施策として、受付で本人確認が行われます。

免許証・マイナンバーカード・パスポート・社員証や学生証などの写真付きのものであれば1点でOK。健康保険証・住民票の写し・クレジットカードなど顔写真のないものは2点を提示する必要があります。

私物の持ち込み不可

試験室には、本人確認書類以外の私物の持ち込みができません。スマートフォン、財布、腕時計、鞄、コートなどほぼ全ての私物はあらかじめ指定された場所に保管することとなります。

以前紹介した中国の薬剤師試験での事例のように、外部と通信する方法ではカンニングができない仕組みとなっています。

厳重な監視体制

英検S-CBTと同じく漢検CBTでも監視体制が敷かれています。

試験室内の試験監督による監視だけでなく、室外からのガラス越しの監視、室内に設置されたカメラによる監視と3方向からの監視が行われています。隣や前の人の解答を覗き込むことは、ほぼ不可能といえるでしょう。

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