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【次世代リーダー育成なら】筑波大学のリカレント教育 注目の社会人向け講座をもっと知りたい!

筑波大学のリカレント教育

茨城県つくば市にある筑波大学では、社会人の学び直しの機会を提供するリカレント教育を積極的に実施しています。

そこで当記事では、筑波大学で開講しているリカレント教育のコースや講座、評判を集めてみました。社会人として学びを深めたい方や、これからリカレント教育を推進したい大学職員の方は、ご一読ください。

なお「そもそも、リカレント教育って何?」と疑問を持った方のために、リカレント教育の基本もまとめています。以下の記事も参考にしてみてください。

筑波大学で実施しているリカレント教育

2021年6月時点で、筑波大学が実施しているリカレント教育は5種類あります。

  • 社会人大学院
  • 早期修了プログラム
  • 履修証明プログラム
  • 科目等履修生制度
  • 公開講座

社会人として専門的な知識を深めるものから、気軽に教養を学ぶものまで、さまざまあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

社会人大学院

社会人のための夜間大学院です。各分野のプロフェッショナルを目指し、課題の発見から問題解決までできる能力を、実践的に身に付けられるプログラムです。

専攻とプログラムは以下のとおりです。

人文社会ビジネス科学学術院

経営学学位プログラム(博士前期課程・後期課程)

法学学位プログラム(博士前期課程・後期課程)

法曹専攻(法科大学院)

国際経営プロフェッショナル専攻

人間総合科学学術院

カウンセリング学位プログラム(博士前期課程・後期課程)

スポーツウエルネス学学位プログラム(博士前期課程・後期課程)

リハビリテーション科学学位プログラム(博士前期課程・後期課程)

例えば、経営学学位プログラムでは、経営・マーケティング・会計・ファイナンスなど、実践に繋がるビジネスの知識について研鑽を深めます。ビジネスにおける課題を見つけ、解決できる能力を身に付けられるプログラムです。

また、カウンセリング学位プログラムは、カウンセリング心理学に焦点を置いたプログラムです。カウンセリングを広い範囲の援助活動と定義しており、企業の人事労務管理、教育、福祉などの分野の問題を解決できる人材を目指すことができます。

この他、企業法学のプロフェッショナルを目指す法学学位プログラムや、ほとんどの科目が英語で行われる国際経営プロフェッショナル専攻など、多彩なプログラムが揃っています。

それぞれの特色や詳しいカリキュラムなどは、社会人大学院の公式サイトをご覧ください。

早期修了プログラム

社会人のための博士後期課程です。通常、博士後期課程の標準修業年限は3年ですが、早期終了プログラムでは最短1年で博士号を取得できます。

ただし、誰でも入学できるわけではなく、一定の研究業績や能力のある社会人が対象です。

研究分野は以下のようになっています。

  • ビジネス科学研究群
  • 数理物質科学研究群
  • システム情報工学研究群
  • 生命地球科学研究群
  • ライフイノベーション学位プログラム

これまで研究してきた実績や経験を元に、博士論文を作成します。各プログラムの特徴や入学審査の要件などは、以下からご確認ください。

履修証明プログラム

各分野の体系的な知識や技術の習得を目指したプログラムです。学習の総時間数は60時間以上となっており、プログラムを修了すると履修証明書が交付されます。

現場で役立つ知識を体系的に学び、職場で活かすことも可能です。対面だけではなく、オンライン環境で学べる講座もあります。

▼開講プログラム

医学群医学類

・精神科多職種連携治療・ケアを担う人材養成

・放射線災害専門スタッフ養成プログラム

・多職種連携メディカルスタッフ教育プログラム

図書館情報メディア研究科

図書館経営管理コース

大学研究センター

大学マネジメント人材養成

 大学院に進まずに、専門分野を学びたい人や業務の幅を広げたい人におすすめです。

筑波大学 履修証明プログラム

科目等履修生制度

学部や大学院の講義を科目ごとに受けられる制度で、社会人の生涯学習の一環として行われています。特定分野の科目のみ履修したいときや短時間で学びたい方におすすめです。

学習の成果に対する評価もあり、正式な単位として認められます。

そのため、短大卒や専門学校卒の方でも、大学卒同様の「学士」を目指すことも可能です。大学院の科目を履修した場合は、正式に大学院に入学したときの単位として扱うこともできます。

詳細な履修可能な科目や入学資格などについては、公式サイトからご確認ください。

筑波大学 科目等履修生制度

公開講座

一般の方が受講できる公開講座も定期的に開催されています。上記で紹介したプログラムのように、受験資格や入試などはありません。

誰でも知識を深めることができて、中には受講料無料のものもあります。

  • 教養講座
  • スポーツ教室
  • 芸術教室
  • 現職教育講座
  • 免許法認定公開講座・免許法認定講習

このような種類の講座に分かれており、受講形態は対面のほか、オンラインでの受講が可能になっているものもあります。遠方者でも気軽に参加できるところがポイントです。

受付中の講座の内容や日程は、公式サイトで確認できます。

筑波大学 公開講座

ここまで読んで「筑波大学で学んでみたいけれど、評判はどうなの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

続いて、筑波大学におけるリカレント教育の評判を紹介します。

筑波大学のリカレント教育の評判

実際に社会人をしながら、筑波大学に通う方の声を集めてみました。受講のイメージを膨らませたい方は、紹介する動画もチェックしてみてください。

まず、早期修了プログラムを受講した方の紹介動画です。

 

こちらは実際に筑波大学大学院に入学し、半年経ったときの感想を紹介されている、千葉県流山市議会の最年少議員野田宏規さんの動画です。やはり、仕事と研究を両立していく苦労もあるようです。

 

また、SNS上でも公開講座の評判の高さが多く見られました。

 教養講座のほか、スポーツ教室の弓道やゴルフも人気のようです。

筑波大学で行われる講義の雰囲気は?

筑波大学で行われる講義の雰囲気を知りたい方もいるでしょう。社会人向けのリカレント教育に限ったものではありませんが、次の講義動画が参考になるかもしれません。

筑波大学の講義の雰囲気を覗いてみたい方は、ぜひご覧ください。テーマは「データサイエンスと社会科学」です。

筑波大学以外でもリカレント教育をやっているの?

ここまで、社会人が学べる筑波大学のリカレント教育について紹介しました。読者の中には「筑波大学以外のリカレント教育も知りたい」と思っている方もいるでしょう。

以下の記事では、リカレント教育を推進している私立大学を8校紹介しています。さまざまな大学の取り組みやプログラムの内容を知りたい方は、ぜひご一読ください。

講義のオンライン化は環境の整備が課題

実際にリカレント教育の講座やプログラムを用意して実施していくとなると、大学側にはさまざまな課題が出てくるかもしれません。例えば、

  • 対面授業時の密にならない教室の確保
  • オンライン配信をするための設備や環境の整備
  • 受講者の学習の進捗を管理する仕組みの導入
  • ペーパーレスでも、単位認定テストやレポートの提出を可能にする

などが挙げられます。特にオンラインでの講義やレポート提出など、withコロナの時代に合う形での実施が重要です。

しかし、大学職員の方には通常の業務もあり、新たにリカレント教育を進めていくとなると大きな負担がかかることが予想されます。

そこで、効率的にリカレント教育に必要な環境を整えられるのが、WisdomBase(ウィズダムベース)です。

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