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TOEICのカンニング対策って?【最新カンニング対策研究】

TOEIC

好評いただいている、資格試験のカンニング対策シリーズ。今回は、TOEICのカンニングについて紹介します。TOEICの概要から、カンニング対策、カンニングするとどうなるのかまで一挙解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

※ 英検S-CBTのカンニング対策研究記事はこちらからご覧いただけます。

 TOEICって?

TOEICとは、Test Of English for International Communicationの略であり、頭文字を取ってTOEIC(トーイック)と呼ばれています。日本語に訳すと、”国際的なコミュニケーションのための英語のテスト”となります。

世界160カ国で実施されているテストではあるものの、全世界での年間受験者数700万人のうち、35%を占める245万人が日本人であり、29%にあたる200万人は韓国人と、東アジアで特に多く受験されている試験といえますね。

実は5種類あるTOEIC

英検の次に有名であるTOEICですが、5種類あるということは知らない人も多いのではないでしょうか。

・TOEIC Bridge Test Listening & Reading

・TOEIC Bridge Test Speaking & Writing

TOEIC Listening & Reading

・TOEIC Speaking & Writing

・TOEIC Speaking

この5つのテストがあります。テストの種類としてはTOEICとTOEIC Bridge Testに分かれますが、TOEIC Bridge Testは初級者及び中級者向けであり、TOEICを受ける前段階に受けるようなテストです。

更に、それぞれのテストの中でListening & Readingと Speaking & Writingに分かれています。聴く・読むといったインプット、話す・書くといったアウトプットで分かれていると覚えやすいでしょう。また、スピーキングのみ独立したテストがTOEIC Speakingです。

一般的にTOEICと呼ばれているのは3番目のTOEIC Listening & Readingであり、その名の通り英語を聴く能力と読む能力を測るものです。この記事で主に扱うのはTOEIC Listening & Readingですので、今後TOEICと記述した場合に特別な記載がない場合TOEIC Listening & Readingと捉えてもらえればと思います。

ビジネスYouTuberの七瀬アリーサさんの人気動画では、Readingのコツについてまとめられていますので、ご興味ある方はどうぞ!

合格不合格のない試験

TOEICはリスニングが495点、リーディングが495点の合計990点であなたの英語能力が数値化されます。英検のような一般的な資格試験と違い、合格不合格がないのが特徴のひとつです。そのため、就職や転職の際にTOEICが求められる場合は600点以上などボーダーラインとなる点数が設けられています。

問題数と試験時間

問題数はリスニング・リーディングそれぞれ100問ずつ。

試験時間は、リスニングが45分、リーディングが75分の計120分です。

また、マークシート形式の試験で記述問題はありません。

英検との違い

英検では、問題や選択肢に日本語が使われていますが、TOEICは問題文も選択肢も英語で書かれており、日本語が出てこないのが特徴です。

英検が読む・書く・話す・聴くの言語を習得する上で必要な4要素全ての能力を試されるものであるのに対して、2要素ずつにわかれているのも違いのひとつです。

団体で申し込む場合に限りオンラインテストが可能

TOEICでは、団体で受験を申し込む場合に限り24時間365日どこでも受けられるオンラインテストの利用が可能です。

オンラインテストの場合は試験時間1時間、問題は90問と短い時間と少ない問題数で能力を測ることができますが、点数は会場受験と同じく990点満点で採点されます。

忙しい社会人にとっては短時間で受験できるのはありがたいですね!また、どこでも受験できるので、テレワークやオンライン授業が増えている昨今は更に需要が高まっているようです。

他の英語テストのオンライン受験(CBT)についての情報はこちらの記事もご参考にしていただけます。

TOEICのカンニング対策

ここからは本題である、TOEICのカンニング対策について解説します。

先述の通り、TOEICには団体での申込み限定のオンラインテストと通常の試験があり、それぞれの場合でカンニング対策も異なってきます。

問題の持ち帰りや書き込み禁止

会場試験の場合は、試験問題の漏洩や不正行為防止のため、問題の持ち帰りや書き込みは禁止されています。もちろんメモも取れません。

また、所定の研修を受けた試験監督が巡回・監視しており、厳重なカンニング対策が行われています。

Webカメラでの録画・AIによる解析

オンラインテストの場合は、受験中はWebカメラによる撮影が行われます。その後AIが撮影した映像を全て解析。人の入れ替わりや複数人の映り込みがないか、不審な目の動きがないかを検証し、試験担当者はその結果や映像を全て見ることができる仕組みです。そのため、カンニングをしていても試験中にバレるということはありませんが、あとからバレる可能性が高いでしょう。

TOEICでカンニングするとどうなる?

最後に、TOEICでカンニングをするとどうなるのかを解説します。どんな恐ろしい未来が待っているのでしょうか。

バレると今後の受験ができなくなる

カンニングが発覚した場合は、カンニングをした試験の答案は採点されません。それだけでなく、なんと今後の受験が不可に!就活や転職の際の応募条件や昇進の基準としても設定されていることの多いTOEICが今後受験できないとなると、自分の未来を狭めてしまいかねませんね。

また、会社で受験を指示された場合、受験できない理由を問われれば過去のカンニングがバレてしまう危険性もあります。それで降格や解雇ということはないでしょうが、これまで築いてきた信頼は確実に崩れてしまいます。

バレなかった場合もあとからボロがでる危険性が

もし運良くバレなかった場合も、そこで安心とはなりません。TOEICは合格不合格がない試験のため、何度も受けることが多い試験でもあります。入社前にTOEICスコアの提出を求められるような企業では、入社後にも研修の一環としてTOEICの受験が行われることも。その際にあまりにも提出したスコアと乖離があれば、不信感を与えてしまいます。

それまでにスコアを上げられるように勉強しておけば…と思う方もいるかもしれません。しかし、先述の通りTOEICでのカンニング自体がとてもリスクの高いもの。どうせ勉強するのであれば、最初から勉強しておいて不正せず正々堂々と受験しましょう!

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